掲載5 VDT(visual display terminals)との付き合い方
パソコンによる仕事量の増加でVDT症候群招く
今、パソコンでこのメールマガジンをお読みの方も含めて、 「眼の疲れ」が日常化しています。 眼の疲れを来す原因はいろいろですが、 昨今特に目立つのがパソコンなどの画面、 即ちVDT(visual display terminals)を見ながらの仕事や遊び (ゲームなど)が増えていることによるものです。
さて、VDTとの付き合いで生じてくる眼の障害の1つに 「眼の乾燥(ドライアイ・dry eye)」があります。 VDTを長時間見つめながらの作業、特にパソコンによる仕事量の増加は、 眼の疲れや物が見えにくいなどの視覚障害をもたらします。 このような障害は、一括してVDT症候群(別名テクノストレス眼症)とよばれます。
そこでVDTとの上手な付き合い方は、1回の作業時間は60分以内とし、 そのあと15分は眼を休めるなどを配慮することが欠かせません。
一方、ドライアイ対策としては、室内を乾燥し過ぎないことや、 個々人では眼球の乾きを防ぐコンドロイチン硫酸ナトリウムなどの 配合された目薬を適宜用いるなどがお薦めです。
この種の目薬は別名「人口涙液」とも呼ばれますが、 VDTを用いた仕事に付きもののドライアイの予防対策用として、 眼の疲れを感じた際にはこれらを1,2滴点眼して、 眼をしっかりと休ませるように致しましょう。