掲載2 免疫を高める方法~落語を聞いてお茶を飲む
「笑い」は脳内のドーパミンなどのホルモン分泌を促す
昔から、「笑うかどには福来る」といわれています。福は幸せ、幸せは健康からを実感させてくれる言葉です。気の合った友人同士でお茶をしながら、たわいのない話の中でもチョッとした冗句が入ることで笑い転げた後は、とてもいい気分になっているなどは多くの人が経験しているところです。
精神的な緊張が引き起こすストレスも、その解消には「笑い」による脳への刺激が、このストレス状態を開放させてくれます。笑いは脳内のドーパミンなどのホルモンの分泌を促進します。これによって気持ちが昂揚し頭の働きが活発になります。この状態が緊張した交感神経の働きを抑え、気分をリラックスさせてくれます。昔の庶民は寄席や演芸場に出向いて落語を聞き、お茶を飲み、時には軽食を摂るなどしてリラックスしていました。
今は、これが家庭で気楽に出来るのはテレビのお陰です。笑うことで脳が活性化され、お茶を飲むことでお茶に含まれているカフェインや各種のカテキン類が気分をよくしてくれるのと同時に、様々な形で免疫機能にもよい影響を及ぼします。「落語を聞いてお茶を飲む」は、昔も今も免疫を高める手段として最良のお薦めメニューです。