製品紹介

NKCP(精製ナットウ菌培養物)

NKCP(精製ナットウ菌培養物)とは、日本の伝統的な発酵食品である納豆の健康増進作用に着目して生まれた健康食品です。大和薬品独自の発酵技術で、納豆の優れたところを取り出し、毎日手軽にお召し上がりいただける健康食品原料を開発しました。

開発の経緯

日本人の死因は心疾患と脳血管疾患が約30%を占めており、これらを予防することは非常に重要なテーマです。これらの疾患を患うと、幸いにして死亡を免れたとしても、時として重い後遺症が残り生活の質は極度に低下します。血液の凝固・線溶のバランスを安定させて、血栓の形成を予防することができれば、健康寿命の延伸に寄与することができます。また、血液の粘度を最適にして、良好な血流を保つことも健康のために重要です。
NKCPは日本の伝統的な食品である納豆に着目して開発された食品です。納豆には血液の線溶系に作用し、血栓を溶解する物質が存在することが知られており、それらはナットウ菌(Bacillus subtilis var. natto)から産生されます。また、NKCPはこれまでの研究により、線溶系(溶かす作用)に作用するだけでなく、血液の凝固(固まる作用)を抑制し、さらに血液粘度を低下させることも明らかになっています。大和薬品は、独自の方法でナットウ菌を培養し有用成分を濃縮するとともに、納豆の持つ独特な臭いを除去した「NKCP」を開発しました。

NKCP、ここが違います

NKCPは、独自の方法でナットウ菌を培養し精製することにより、納豆の有用成分を取り出しています。市販の納豆製品ではバラツキのある栄養素量や酵素量を均一にして、独特の臭いや粘りを取り除きました。また、製造の工程で、ビタミンK2を通常の摂取において問題のない程度まで除去しました。

NKCPの実力

科学的エビデンスの実績

国内・海外の研究機関との連携によって、数多くの論文と学会発表でエビデンスを蓄積しています。

優れた発酵技術によるオリジナル素材

NKCPは大和薬品がナットウ菌を培養、精製、抽出したオリジナル素材です。

日本食とともに海外でも高まる注目

これまでの販売実績は、アジア、アメリカ、ヨーロッパを含む世界20カ国以上を数えます。海外において健康的なイメージが強い日本食ですが、納豆も健康に良い発酵食品として注目を集め、NKCPの評価もますます高まっています。

安心・安全

様々な安全性試験を実施し、すべての試験において安全性が確認されております。安心してお召し上がりいただけます。

納豆と日本人

納豆は、日本人に最も馴染みのある食品の一つで、蒸煮した大豆に枯草菌の一種であるナットウ菌を加えて粘質発酵させたものです。
納豆の歴史は古く諸説ありますが、納豆という言葉が歴史上はじめて文献に登場したのは平安時代で、その起源については古く弥生時代までさかのぼるとも言われます。江戸時代には納豆が広く食べられるようになり、健康に良い身近な食品として日本の食文化の定番となったと考えられています。
世界的な健康志向の高まりとともに日本食は大きく注目されており、納豆も健康に良い発酵食品として知られるようになっています。

血液、血流について

血液は栄養や酸素を全身の隅々まで運搬し、老廃物を回収するとても重要な役割を担っています。全身を巡る血液の流れを良好に保つために、血液粘度が高くならないようなライフスタイルを心がける事が大切です。現代社会の過度なストレスや脂質の多い食生活は、血管にダメージを与えます。このダメージによる傷は血管壁に血液のかたまり(血栓)を形成し、最終的には虚血性心疾患や脳血管疾患などの命にかかわる疾病に繋がることがあります。ここで大切なのが、血液のかたまりを溶解(線溶)していく機能をしっかりと整えることです。血液を良好な状態にすることが健康長寿に繋がります。

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