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製品紹介

バイオブランの作用と安全性

バイオブランには、免疫賦活や抗炎症などの免疫調整作用があります。これまでに数多くの論文が発表され、さまざまな症例や研究が報告されています。
また、長い食経験を有する米ぬかを原料としており、開発当初から安全性を重要視し、様々な試験でその安全性が裏付けられています。

バイオブランの作用と
科学的エビデンス

免疫賦活作用

NK細胞を活性化するバイオブラン

①NK細胞を活性化

初期の防衛システムを高め、異物を素早く排除します。

②T細胞とB細胞を活性化

体内に侵入した異物の情報を伝達するT細胞と感染した細胞や腫瘍細胞を攻撃する細胞障害性T細胞を活性化します。また、抗原に反応して抗体を産生するB細胞を活性化して、感染を防ぐ力を高めます。

③マクロファージの活性化

体内に侵入した病原菌やウイルスなどの異物(抗原)を貪食して消滅させ、血液をきれいにします。

④樹状細胞の分化促進作用

様々な免疫細胞の連携の中で、重要な指令的な役割を果たす樹状細胞の分化を促進します。

抗炎症作用

ALT、ASTを低下させ炎症状態の肝機能を改善します。さらに、抗酸化作用を持つグルタチオンの上昇、抗酸化酵素(グルタチオンペルオキシダーゼ、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ)の活性上昇、脂質過酸化マーカーであるマロンジアルデヒド(MDA)濃度の正常化が認められています。

化学療法剤・放射線療法との併用

①化学療法剤・放射線療法との併用効果

化学療法剤と併用することによって、腫瘍細胞の化学療法剤への感受性を高めてより高い効果を発揮します。また、放射線照射との併用により、腫瘍細胞のアポトーシスを高めて相乗的に作用します。

②QOLの改善

化学療法・放射線療法と併用することによって、「痛み」「倦怠感」「吐き気」等を軽減し、QOLを高めます。

バイオブランの研究の成果
バイオブランの作用機序

バイオブランはデンプンや食物繊維と同じく、多糖類と呼ばれる成分を多く含みます。じゃがいもやお米に豊富に含まれるデンプンは、唾液、腸液で消化された後、ブドウ糖として小腸から吸収されエネルギー源となります。一方で食物繊維は消化・吸収されずにそのまま体外に排出されます。バイオブランはデンプンや食物繊維とは異なり、消化を受けずに一部が血中へ移行するという特性が確認されています。


すなわちバイオブランは①直接血中で、②回腸でのパイエル板の刺激を介して、生体のNK細胞・T細胞・B細胞・マクロファージ・樹状細胞などを活性化し、免疫調整(免疫賦活、抗炎症、抗アレルギー、抗酸化等)するものと考えられます。



免疫のしくみ展開イメージ
バイオブランの製造方法

バイオブランは米ぬかを原料として製造されます。米ぬかに含まれる水溶性食物繊維の一種ヘミセルロースBは、アラビノースとキシロースを構成糖とする複雑な構造をもつ多糖体ですが、そのままでは免疫賦活などの作用は認められませんでした。


しかし、ヘミセルロースBをシイタケ菌糸体の培養によって得られた炭水化物分解酵素で部分的に加水分解することによって、免疫賦活・調節作用を発現することが明らかになりました。この製法によって生み出されたバイオブランは、日本の伝統食と発酵技術に注目した大和薬品ならではの機能性食品原料です。

バイオブランの規格と安全性

摂取量の目安

動物及びヒトでの試験結果から、バイオブランの1日当たりの摂取量の目安として1g~3gを推奨します。

安全性

変異原性 (Ames試験) 陰性
急性毒性 (ラット) LD50 > 36 g/kg
反復投与毒性
(ビーグル犬)
NOAEL > 200 mg/kg/日

効果・基礎試験

University of Miami(米国)、Charles Drew University of Medicine and science (米国)、Tübingen University Hospital (ドイツ)、University of Pécs (ハンガリー)、東京大学、筑波大学、東京農工大学、名古屋大学、 千葉大学、九州大学、浜松医科大学 他

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