バイオブランの摂取量とヒトNK細胞活性化の関係

①バイオブランの摂取量とヒトNK細胞活性化の関係

健常者(各群8名)にバイオブランを2ヶ月間毎日、体重1kg当たり15mg、30mg、45mg摂取してもらいNK細胞活性の変化を測定しました。15mg/kg群においては1週間後のNK細胞活性の上昇は認められませんでしたが、1ヶ月後には摂取前の2倍に上昇しました。30mg/kg群のNK細胞活性は、摂取1週間後に摂取前の約3倍に上昇し、摂取2ヶ月後には摂取前の5倍に達しました。45mg/kg群においても30mg/kg群と類似したNK細胞活性のパターンを示しましたが、上昇の程度は30mg/kg群を上回っていました。摂取中止後、いずれの群もNK細胞活性は1ヶ月後にベースラインまで低下しました。

Ghoneum M,Drew Univ. Enhancement of human natural killer cell activity by modified arabinoxylan from rice bran (MGN-3).INT.J.IMMUNOTHERAPYXIV(2)pp.89-99,1998