ヒト乳がん細胞(MCF-7)を種々の濃度のバイオブラン及び化学療法剤ダウノルビシン(DNR)の存在下3日間培養し、MCF-7細胞数を50%減少させるDNRの濃度(IC50)を求めました。DNRはMCF-7細胞の生存を濃度依存的に抑制し、IC 50は1μMでしたが、MCF-7細胞をバイオブラン及びDNRと共培養すると、MCF-7細胞に対するDNRのIC50は有意に低下しました(IC50:0.2μM)。
S.Gollapudi and Ghoneum M, Cancer Datection and Pravantion,2008。