肝障害に及ぼす影響

①肝障害に及ぼす影響

健Wistar系雄性ラット(5匹/群)の腹腔内にD-ガラクトサミン800mg/kgを投与して肝障害を誘発し、24時間後の血清中のGOT及びGPTを測定して肝障害の指標としました。バイオブランは、D-ガラクトサミン投与1時間前に20、40及び80mg/kgの用量で腹腔内に投与しました。バイオブラン非投与群(コントロール群)のD-ガラクトサミン投与24時間後の血清GOT及びGPTはそれぞれ1410及び445IU/Lでしたが、バイオブラン投与群のGOT及びGPTではいずれの用量においても、コントロール群に対して有意に低い値を示しました。

真田宏夫、江頭祐嘉合ら、第7回日本食物繊維研究会、東京、2002