製造の現場から
生産部部長兼つくば工場長 福田 崇雄
確かな商品を継続して作る
エビデンス重視の姿勢で取り組む
FSSC22000認証取得、ハード・ソフト両面で理想的な工場に
つくば工場には設計及び設備計画の段階から携わり、建設終了後も製造設備、パイロットプラントの立ち上げ等に従事しました。
一方で、メーカーとして大変重要な製品の安定化、安全性を最適化するため、製造安全管理システムであるHACCPの構築を行い、続いてHACCPシステムの発展型であるFSSC22000認証を取得しました。生産における衛生面や効率性の向上、または品質の安定化の充実に大変役立っています。今後とも、安全で品質の安定した製品をお届けするために、作業工程の見直しや、必要設備の導入を積極的に行い、責任者として継続した改善を心がけていきたいと思います。
生産部品質管理課兼開発課課長 加藤 智
品質管理にベストな環境 安全かつ
安定した製品を提供するために
近年、国内外で食品の安全性への意識が非常に高まっています。このような社会情勢の中で、品質管理業務に要求される責任も、ますます重大なものとなってきていると感じています。
当社の製品が国内外で高い評価を得るとともに、様々な国のお客様との取引も多くなりました。国が違うと、法規や文化の違いにより、製品に対する要求事項は若干異なってきますが、安全性が重要視されていることは、どの国でも同じです。それらに対して各々な証明書や書類等を作成することは地道で大変な作業ですが、重要なことでもあるのでやりがいを感じています。
また、生産開発業務では、既存製品の製造方法改善や、新規製品のスケールアップ試験などを行っています。当社の特長は、微生物を利用した高い発酵技術です。大学で微生物学を専攻していたため、この業務にはその時学んだことが非常に役立っています。微生物は、非常に素直な生き物です。そのため、もし品質に「バラツキ」があるのであれば、必ず原因があります。その原因を調べ、改善していく作業は根気が要りますが、もともと微生物に興味のあった私には、とても楽しい作業です。
品質管理業務と生産開発業務を兼務し、多岐にわたる業務に従事していますが、安心安全な製品を提供するという面において、非常に重要な業務に携わっていると感じています。今後もより良い製品をお客様に提供できるよう努力していきます。