Vol.104 2012年4月号

Vol.104 2012年4月号

ごあいさつ

こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月は沖縄・ハートフルクリニックの平良茂先生に「加齢の基礎知識」と題し、ミトコンドリア異常を介した活性酸素の発生とその消去を中心に、コラムでわかりやすく解説していただいています。
その他、ワールドヘルスレポートなど盛りだくさんの内容でお届けいたします。お楽しみ下さい。

トピックス

■抗加齢医学専門医のアンチエイジングシリーズ
2)加齢の基礎知識
ハートフルクリニック 院長 平良茂 先生
◎老化現象は様々なメカニズムが働いて起こり、DNAのエラーや異常たんぱく質の蓄積、タンパク質結合の異常、突然変異、ミトコンドリアの異常、フリーラジカルや活性酸素による酸化などが挙げられます。平良先生独自のアンチエイジング医学という観点からわかりやすく解説していただきました。

■ワールドへルスレポート
米国、EUとオーガニック認定基準の同等性を承認
◎米国と欧州連合(EU)が互いのオーガニック認定基準の同等性を承認しました。
これにより、米国とEUのオーガニック市場が一体化し、合わせて500億ドルの巨大市場が誕生するといわれています。オーガニック産業の促進に大きく役立つほか、世界的な雇用と産業の活性化に繋がるとして大きな期待が寄せられています。

■健康豆知識 健康の温故知新
27)現代病に手軽なツボ(経穴)刺激
◎現代病の代表格といえば、今やうつ病といわれるほど気分障害を訴える人々が増えています。仕事や対人関係でのストレスが高じてうつ病へと繋がるケースが少なくありません。今回は現代人が手軽にできるストレス解消やうつ病対策に効果的なツボ(経穴)刺激をご紹介いたします。

今月のメニュー

■大和薬品関連最新情報
◎NATURAL PRODUCT EXPO WEST 2012に出展しました
◎インドネシアから20名の医師を日本へご招待
■気になるからだ
◎第25回 健診で「不整脈か」と言われたら
■編集後記

■大和薬品関連最新情報
◎NATURAL PRODUCT EXPO WEST 2012に出展しました
米国現地法人DHD・USAは同国の最大のナチュラルプロダクト関連の展示会に出展しました。今回もカリフォルニア州アナハイムにおいて3月9日~3月11日の日程で開催され、2000社以上が出展し、来場者は過去最高の6万人に上りました。
同展示会は元々小売店向けの展示会でしたが、近年はホメオパスドクター等の専門家の訪問が目立っており、今年は特に多くの医療従事者の方々にお越しいただきました。米国では医師によるナチュラルプロダクトへの注目が益々高まっており、今後はEXPO EAST/WESTでヘルスプラクティショナー向けのマーケティングに注力していく方針です。

◎インドネシアから20名の医師を日本へご招待
大和薬品は3月26日~29日の日程で、インドネシア国内でバイオブランをお取扱いいただいている医師20名を日本へお招きし、セミナーを開催しました。
今回は特に同製品を取扱いはじめた医師を中心に参加していただき理解を深めていただきました。
セミナーでは当社社長の二宮泰夫が会社説明を行った後、バイオブランについて「Immuno-modulatory effect of BioBran in medical intelligence」と題した講演会が行われました。質疑応答では、効果的な摂取の仕方などに関する質問が多く寄せられ関心の高さが伺えました。今後、同国内でのバイオブラン製品の展開が期待されます。

■気になるからだ 健診で「不整脈か」と言われたら
春の健康診断で「不整脈の疑いあり」と言われたことがあるかもしれません。「不整脈」って、そもそも何でしょうか。
私たちの心臓は、自ら微弱な電気刺激を発生し、収縮と拡張を規則的に繰り返して血液を全身に送り出しています。そのリズムが乱れて、脈が速くなったり遅くなったり、あるいは一瞬とんでしまう状態をまとめて「不整脈」と言います。

1分間の心拍数によって”速くなるもの(頻脈性)”、”遅くなるもの”(徐脈性)、あるいは正常範囲のものに分けられます。脈が不規則になる種類の不整脈もあります。原因となる心臓の「部屋」(心房や心室)によっても病名が異なります。ストレスなどで一時的に起こる場合もあれば、別の心臓病に合併することもあります。
症状も、動悸、めまい、失神などが出る場合もあれば、出ない場合もあります。症状の有無とは別に、急に心臓が血液を送り出せなくなったり、脈の乱れのために心臓の部屋にできた血栓が血流にのって脳血管をふさいだりすると一大事です。
しかし、すべての不整脈でその危険があるわけではありません。治療が必要な不整脈と放置してよい不整脈があります。二次検査や受診を勧められたら、その指示に従いましょう。

■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
今月の旬の食材は「アスパラガス」です。アミノ酸のひとつであるアスパラギン酸はアスパラガスから単離された誘導体で、その名の由来になっています。
春を迎えた頃から収穫されるユリ科の多年草で、栽培方法によってホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスに分かれ、その調理法は多彩です。
栄養素も豊富に含みビタミン類をはじめとして前出のアスパラギン酸や葉酸も多く含むので妊娠中の方にも有用な野菜です。
旬の食材を楽しみながら、健康に役立てましょう。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は5月10日頃配信予定です。

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