ごあいさつ
こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月更新された遠藤雄三先生のコラムでは、主に代表的なウィルスとそれらが 感染することによる感染症と宿主免疫応答のお話です。どこかで一度は耳に したことがあるようなウィルスについて少し詳しくお書きいただきました。
またワールドヘルスレポートや健康豆知識など健康お役立ち情報をお届けします ので、どうぞお楽しみください。
トピックス
■病理専門医からみた健康戦略シリーズ 第二弾 炎症と免疫
14)自己とは?非自己とは?
浜松医科大学(第一病理)医学博士 遠藤雄三先生
◎1974年にNatureに掲載された獲得免疫に関するツインカーナゲルとドハテイの論文は、22年後の1996年にノーベル医学生理学賞に選ばれました。この論文は、細胞性免疫系の根本的なしくみを解明しました。
■ワールドへルスレポート
玄米に米ぬか、免疫力向上で期待される機能性
◎米国で日本発祥のマクロビオティクス(以下マクロビ)がヘルシーな食事法として高い評価を得ている。そこで注目されているのが、マクロビの主食となる 玄米。前回の大豆に続き、アメリカ人が健康作りで最も関心を寄せる和の食材を 取り上げる。
■健康豆知識 健康の温故知新
37)「時間栄養学」で、生活習慣病を予防
◎栄養管理の新たな指針として「時間栄養学」が注目されています。以前にも このコーナーで取り上げていますが、今回は「食べる時間」、「食べる速度」、 「食べる順番」が人体にどのような影響を与えるのか、ご紹介いたします。
今月のメニュー
■大和薬品関連最新情報
◎NKCP研究会2013を開催しました
■気になるからだ
◎第35回 身近な「腰痛」に診療ガイドライン
■編集後記
■大和薬品関連最新情報
当社は、1月27日東京国際フォーラムにおいて「NKCP研究会2013」を開催 しました。今回の研究会では日本、米国、フィリピンより臨床の先生方をお招きし、ご講演およびパネルディスカッションを行っていただきました。 これまで蓄積したデータや臨床例を共有するとともに、それらに関する活発な 議論が交わされ、充実した研究会となりました。「NKCP」は、アジア、北米、ヨーロッパを中心に世界21カ国で使用・販売され、7カ国で「血液粘度低下作用」などの国際特許を取得しています。 当社では、今後とも同製品の啓蒙活動を積極的に国内外に向けて推進していきます。
■気になるからだ 身近な「腰痛」に診療ガイドライン
日本では、慢性の痛みに悩まされている人は約2300万人とも言われ(ムンディ ファーマ株式会社調べ)、痛む箇所としてもっとも多いのが腰です。 腰痛は日本人の身近な症状と言えるでしょう。そんな腰痛の診療をめぐって、 2012年11月、専門学会が医師向けにガイドラインを発行しました。患者、あるいは 患者になるかも知れない私たちも知っておいてよいでしょう。腰痛は病名ではなく症状名なので、腰痛を引き起こす病気が元にあるわけです。 背骨の病気、神経の病気、内臓の病気、あるいは心因性の腰痛もあります。 ストレスで胃が痛くなるのはよく知られていますが、「腰にも来る」というわけです。ただ実際には、原因が明らかでない腰痛が多いとされます。腰痛に悩んで いる人が多い理由の1つはそこかもしれません。 治療には痛み止めの飲み薬が推奨されています。それで不十分な場合には、腰痛の 種類や患者の状態に応じて、筋肉の緊張をほぐす薬、不安を和らげる薬、より強力 な痛み止め薬から選択するという手順が提唱されました。 痛みがあると安静にしたいのが人情ですが、発症から3カ月以上の慢性腰痛に 関しては、運動療法(ストレッチやウォーキング、体操など)が効果的だとしています。
■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて、今月の旬の食材は「納豆」です。世界でも有数の発酵食品大国の日本で昔から愛されてきた納豆は、種々の有益な栄養素を含み健康食としての認識がひろがっています。近年は一年中スーパーでみかけるので、あまり旬の時期という感覚がありませんが、原料である大豆が食べごろを迎えるのは1~2月で丁度今頃が納豆の旬といえます。特徴的なネバネバ成分はポリグルタミン酸と 呼ばれる多糖を多く含み、医療、医薬品、健康食品などの分野に利用されています。他にも種々の酵素やアミノ酸、ビタミン類など多くの栄養素が豊富に含まれ、低カロリー、高タンパクな優れた食品といえます。また、大豆を納豆に変える納豆菌(Bacillus subtilis natto)はとても強い菌で、食した乳酸菌などが胃酸によりダメージを受けるのに対し、楽々腸管まで到達 します。腸管に到達した納豆菌は腸内の環境を整え、健康を増進するとされています。
旬の食材を楽しみながら、健康に役立てましょう。
今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後とも充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、 宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。
次回の「e-健康かわら版」は3月11日頃配信予定です。