ごあいさつ
こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月は浜松医科大学・第一病理の遠藤雄三先生のコラムが更新されています。
また、ワールドヘルスレポートでは、今やすっかりと定着した抗酸化物質とプロバイオティクス関連製品の今後について取り上げています。抗酸化物質を含むキウイフルーツも編集後記で触れていますので、あわせてお楽しみ下さい。
トピックス
■病理専門医からみた健康戦略シリーズ 第二弾 炎症と免疫
11)自己とは?非自己とは?
浜松医科大学(第一病理)医学博士 遠藤雄三先生
◎現代の医療においては、当たり前のように安全だと思い込みがちな「輸血」。
免疫ととても深い繋がりをもち、昔も場合によっては現在も決して油断することのできない治療手段を取り上げています。
■ワールドへルスレポート
躍進するプロバイオティクスと抗酸化市場
◎健康関連売り場にずらりと並ぶプロバイオティクスと抗酸化商品。
「Probiotics」と「Antioxidant」はすっかり健康用語として定着したようです。
食品に飲料にサプリメント、さらにパーソナルケア商品と関連商品も多岐にわたります。今最も躍進が期待される2つの素材の市況を報告いたします。
■健康豆知識 健康の温故知新
28)災害時の栄養管理
◎2011年3月11日に発生した東日本大震災は日本に未曽有の被害をもたらしました。
その後も余震が頻発していることから、連日マスコミは大災害に備えるよう注意を促しています。災害時は食糧不足から栄養不良を招きがちです。今回は災害時の栄養管理についてご紹介いたします。
今月のメニュー
■大和薬品関連最新情報
◎健食原料・素材・OEM展2012に出展しました
■気になるからだ
◎第26回 治療が必要な不整脈
■編集後記
■大和薬品関連最新情報
大和薬品は、4月24日~25日に東京国際フォーラムにて開催された健食原料・素材・OEM展2012に出展しました(主催:株式会社ヘルスビジネスマガジン社)。
本展示会は機能性食品の原料メーカーや、受託加工を行う企業などを中心とした業界向けの展示会で、本年は約40社が参加しました。
来場者数は9000名(昨年は8703名)を超え、震災の影響を受けた昨年に比べ増加傾向にありました。
出展社セミナーでは米ケフィランを取り上げ、同素材の花粉症とアレルギーに関連した説明を行いました。
大和薬品は今後とも当社素材の普及を積極的に推進していく方針です。
■気になるからだ 治療が必要な不整脈
前回は、不整脈の中でも、治療が必要なものと放置してよいものがあると書きました。今回は、治療が必要な不整脈の1つ「心房細動(しんぼうさいどう)」について紹介します。
心房細動は読んで字のごとく、心臓の「部屋」のうち「心房」という場所が不規則に震える病気です。動悸やめまいなどの自覚症状が現れます。何よりも問題なのは、心房の収縮が不規則になることで、その中を通る血液の流れが「よどんだ」状態となり、血の塊(血栓)ができやすくなることです。そして、心房内でできた血栓が心臓から押し出され、血流にのって脳に運ばれてしまいます。それが脳の血管をふさぐと「脳梗塞(のうこうそく)」になります。寝たきりや麻痺の原因となる重い病気です。
そこで、心房細動の人には、血栓ができるのを防ぐ薬物治療が必要になります。ただし、全員ではなく、血栓の可能性が高いと判断された人が対象となります。
具体的には、過去に脳梗塞の経験がある人、あるいは75歳以上、心不全、糖尿病なの要素に当てはまる人です。薬は医師の指示に従って、毎日きちんと飲み続けるどことが大切です。他にも、症状を緩和するために、心臓の動きを調節するための薬(抗不整脈薬)を飲むこともあります。
■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
今月の旬の食材は「キウイ」です。グリーンやゴールドなど様々な品種が知られるキウイですが、元々は中国のシナサルナシがニュージーランドで品種改良されたものです。ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを含みます。ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で抗酸化作用を持ちます。抗酸化作用としてフリーラジカル消去能を発揮しますが、その手助けをするのがビタミンCです。
また、タンパク質分解酵素「アクチニジン」を含み、肉や魚を漬けておくと柔らかくなったり、一緒に調理する事で消化・吸収を高めることも期待できます。
旬の食材を楽しみながら、健康に役立てましょう。
今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。
次回の「e-健康かわら版」は6月11日頃配信予定です。