Vol.45 2007年5月号

Vol.45 2007年5月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
当社(本社・つくば工場)へのアクセスコーナーが更新されました。

①本社の三軒茶屋駅構内図が新しくなりました。

②つくば工場は広域地図と詳細地図の2種類がご覧いただけます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎帯津良一先生ホリスティックコーナー
「いのちのエネルギーを高めるために」
8.生と死について
(帯津三敬病院 名誉院長 帯津良一先生)

■ワールドへルスレポート
◎地中海ダイエットのヘルシー効果、相次ぎ報告

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎「健康食品・素材・OEM展 2007」に出展しました
◎第二回薬局薬店様向けセミナーを開催
◎【予告】HFE JAPAN 2007に出展します。
■統合医療新着情報【15】もはや「代替」ではない
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎「健康食品・素材・OEM展 2007」に出展しました

当社は、4月18日(水)・19日(木)、東京国際フォーラムで開催された「SUPPLYEXPO(健康食品・素材・OEM展2007)」(ヘルスビジネスマガジン社主催)に参加しました。
国内だけでなく、海外の企業・団体も多く参加したこの展示会、二日間の期間中1万人を超える業界関係者が入場しましたが、当社では、国内の医療機関等はもとより世界40カ国で人気を博している植物性多糖加工食品「バイオブラン」や、従来のナットウキナーゼとの違いが注目されている精製ナットウ菌培養物「NKCP」、米を培地としてケフィア由来の乳酸菌で発酵させた生成物「米ケフィラン」を出展しました。
とくに「米ケフィラン」については、粘性多糖のケフィランを高濃度含有し、メタボリックシンドローム予防への可能性をはじめ、多様な機能性を有しているという特徴から、参加者の質問が相次ぎ、関心と期待の高さがうかがえました。
また、今回は18日の企業セミナーにも参加。「日本の伝統食材をベースとした機能性食品素材のご案内」と題して、加藤久宜研究開発部長が同社のオリジナル3素材について開発の背景、特徴、機能性、実験データを解説しました。

◎第二回薬局薬店様向けセミナーを開催

当社は、4月8日(日)、東京・品川・イーストワンタワーで「第二回薬局薬店セミナー」を開催しました。これは、昨年10月の第一回に次ぐもので、薬局薬店経営者や薬剤師など多数の参加者がありました。
今回は、前回に引き続き小松薬品(本社茨城県)の小松和史氏が、「体を守る免疫系の発生、成熟、衰退  Ⅱ」と題し、前回の復習もかねて年齢層ごとの腸内細菌の成長と推移、および免疫系との関係について講演しました。
引き続き、当社の加藤久宜研究開発部長が、同社の精製ナットウ菌培養物「NKCP」について、開発の背景や、従来のいわゆるナットウキナーゼとの違いについて、いままで蓄積された基礎・臨床データや最新の情報などをもとに詳しく解説しました。
NKCPについては、日本人が古くから食している伝統食品である納豆に、血液の線溶・凝固系に作用する成分が存在することにいち早く着目して開発したもので、日本人の死因の3割を心疾患・脳血栓疾患が占めることを考えると、抗凝固作用や血液粘度低下作用に線溶作用を併せ持つこの商品は、今後ますます需要が高まるものと期待されています。
なお、当社としては、安全性をはじめとする商品そのものの正しい情報や健康関連の情報を広く伝え、薬局・薬店関係者、医療関係者などとのコミュニケーションを高めるために、第三回セミナーをはじめ、これ以外にも講演会、講習会等を開催していきたいとしています。

◎【予告】ifia/HFE JAPAN 2007に出展します。

5月30日(水)~6月1日(金)に「HFE JAPAN2007」(主催:食品化学新聞社)が開催され、当社は「バイオブラン」「NKCP」「米ケフィラン」の展示を行います。
当展示会はifiaJAPAN2007(第12回国際食品素材/添加物展・会議)と同時開催され、世界18カ国から400社以上の出展予定です。
※食品業者様向け展示会となっております。ご了承ください。
お問合せは営業部TEL:03-5430-4153(平日9:00~17:30)までお願いします。

◇開催場所 東京ビッグサイト 西1・2ホール B-632(西2ホール)
◇開催期間 2006年5月30日(水)~6月1日(金) (10:00~17:00)
◇プレゼンテーション 5月31日(木)14:25~14:55 ROOM4
タイトル 「ナットウプロテアーゼ<NKCP>の抗凝固・線溶作用に関する新知見」
(研究開発部長 加藤久宜)

■統合医療新着情報
【15】もはや「代替」ではない

カナダの乳がん患者の補完代替医療(CAM)の利用実態が専門誌に掲載されました。
1998年と2005年を比べると、CAMを利用する患者は顕著に増加し、05年は8割を超えていました。
調査はカナダ・オンタリオ州の乳がん女性を無作為に抽出し、CAMの利用状況を郵便で聞いたもの。有効回答は411(98年)と541(05年)です。
CAMの利用経験があると答えた人は、98年は66.7%だったのに対し、05年では81.9%に上昇しており、統計学的にも有意な差と認められました。
05年で利用頻度の高いCAMは、ビタミン/ミネラル51.0%、ボディワーク(マッサージ、指圧など)43.3%、ナチュラルサプリメント(コエンザイムQ10、MGN3=バイオブランのこと=など)37.6%、ハーブ製品(ショウガ、高麗人参など)36.8%、カイロプラクティック34.2%と続いています。
研究グループは「乳がんの治療において、CAMはもはや『代替』や『非通常』の方法とは言えない」と結論付けました。その上で、CAMを利用しているかどうかを医師が患者に聞くこと、安全性、効果、相互作用をさらに研究することの重要性を強調しています。

出典・BMC Women’s Health Vol.7 p4、2007

■編集後記
今月号の統合医療新着情報「もはや「代替」ではない」はいかがでしたでしょうか。
カナダでもバイオブランは利用頻度の高い補完代替療法(CAM)のひとつとされていることが明らかになりました。
現在、バイオブランの輸出は世界40カ国へと拡大しております。
今後も国内外のバイオブラン情報をお届けしてまいります。
宜しくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は6月8日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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