Vol.82 2010年6月号

Vol.82 2010年6月号

ごあいさつ

こんにちは。メルマガ担当の石原です。
今月の健康戦略シリーズでは福生吉裕先生(老人病研究所)に認知症についてエッセイを書いていただきました。
健康豆知識のコーナーでは、名前に似つかず恐ろしい病気の「むずむず症候群」を紹介しています。
今月も盛りだくさんの内容でお届けいたしますので、お楽しみに。

■専門医の未病をテーマとしたエッセイ
4)IQ84 医学博士 福生吉裕 先生
「1Q84」?「IQ84」?国内に220万人いるとされる認知症に「未病的こころえ」を紹介します。

■ワールドへルスレポート
◎老人から子供まで、米国で増える関節炎
成人の20%が関節炎、子どもの250人に1人が関節リュウマチという米国の現状をリポート。

■健康豆知識
◎健康の温故知新 5)「咀嚼」で健康、噛ミング30運動
良く噛んで味わう事が大事なのは周知の事実ですが、なぜ良いのか説明できますか?

今月のメニュー

■大和薬品関連最新情報
◎Ifia/HFE Japan 2010に出展しました
■気になるからだ
◎第3回 夜眠れない!「むずむず脚」
■編集後記

■大和薬品関連最新情報
大和薬品は東京ビッグサイトで開催されたIfia/HFE Japan2010に出展しました。(5/19~5/21)
食品添加物とヘルスフードを専門としたこの展示会は毎年500社以上の参加を数える国内でも最大規模の展示会です。3日間の開催で来場者は33,712名と昨年を大きく上まわり(20%増)盛況に終わりました。当社のブースにおいても、「NKCP」を始め自社製品に沢山のお引き合いを頂きました。

・セミナー:「ナットウプロテアーゼ(次世代ナットウキナーゼ)NKCPの新知見」
大和薬品㈱研究開発部部長 加藤久宜

■気になるからだ 夜眠れない!「むずむず脚」
「むずむず脚症候群」という病気をご存知ですか。
名前からは軽い印象を受けるかもしれませんが、実は日常生活に大きな影響がある深刻な病気です。治療を必要としている患者が日本に200万人いるとの試算もあります。
「脚がむずむずする」「脚に虫が這っている」。そんな症状が出て、思わず脚を動かさずにはいられなくなります。動くと改善するのが特徴です。
症状は静かに横になったり座ったりしている時、特に夜9時以降に強くなります。
そんなことが続けば睡眠不足になりますし、昼間に眠気が襲ってきて生活の質が落ちることは想像に難くありません。うつになることもあります。
原因は不明ですが、脳内物質「ドーパミン」の異常が関連すると見られています。
症状が軽い場合は、脚のマッサージ、適度な運動などで対処するのがよいそうです。
中等度から重症の人には、今年1月から、治療薬が使えるようになりました。
飲み続けることで、8割程度の人で症状が軽くなり、昼間の眠気も改善します。
副作用として吐き気、頭痛などがあります。
気になる症状があれば神経内科か睡眠医療の専門医を受診することをお勧めします。

■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて今月の旬の食材ですが、6月は「ブルーベリー」に注目です。
欧米で古くから生食のほかジャムやゼリーとして親しまれ、近年では世界中の食卓に登場するツツジ科の果物です。
視覚機能を高める機能性素材(アントシアニン)の原料としても認知度が高く、イタリア、フランス、米国、韓国などでは医薬品に加えられています。
日本でも農林水産省においてその食効が認められており、パソコンの普及などを背景に期待が高まっています。
1日のアントシアニン量として37.5mgを進学塾に通う小学生に8週間摂取させた所、眼精疲労や痛みの軽減に効果を示したというデータもあります。
旬の食材を楽しみながら日々の健康維持に役立てましょう。

-「ドクターから健康アドバイス」のお知らせ-

今夏より新しく連載を始める予定です。
それに先立ち少しだけ執筆いただくドクターのプロフィールをご紹介します。

医療法人白寿会ハートフルクリニック院長 平良茂 医師
サプリメント療法、点滴療法、統合医療、予防医学、アンチエイジング医学、補完代替療法などを実践するとともに、普及、研究、発展に従事。
日本臨床自由診療研究会の立ち上げなど精力的に活動する。
統合医療の最先端情報をお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!

今月も「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
これからも充実したお役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願いします。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は7月9日頃配信予定です。

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