ごあいさつ
こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月の遠藤先生のコラムではいよいよ炎症を正面からとらえていきます。
指などを怪我したときに起きる腫れや化膿などは一般的に炎症として認識されていますが、出血はせずともタンコブや日焼けも立派に炎症として分類されるそうです。ケガもないのに、細菌感染もないのに、まぎれもなく「炎症」は起こります。こうした「非特異性の炎症」を皮切りに炎症の世界を掘り下げていきます。
その他、ワールドヘルスレポートなど盛りだくさんの内容でお届けいたします。お楽しみ下さい。
トピックス
■病理専門医からみた健康戦略シリーズ 第二弾 炎症と免疫
4)自己とは非自己とは?
浜松医科大学(第一病理) 医学博士 遠藤雄三先生
◎今回よりいよいよ炎症を正面からとらえていきます。
出血していないのにタンコブや日焼けがなぜ炎症になるのか?
その訳を見ていきましょう。
■ワールドへルスレポート
「2010年版アメリカ人の栄養ガイドライン」公表第3回 健康な食事パターン
◎今回も、2010年版アメリカ人の栄養ガイドラインの概要を報告します。
第3章「健康な食事パターン」では、具体的に地中海式食や野菜・果物中心のベジタリアン食などの効用についての紹介があるようです。
■健康豆知識 健康の温故知新
16)放射線ホルミシス
◎私達はふだんから宇宙や大地から自然放射線を浴び、食物から放射性物質を取り込んでいます。放射線は一度に大量に浴びると危険ですが、微量の場合はどうなのでしょうか。
今月のメニュー
■大和薬品関連最新情報
◎東京フォーラムで展示会に出展
■気になるからだ
◎第14回 大震災とエコノミークラス症候群
■編集後記
■大和薬品関連最新情報
大和薬品は東京国際フォーラムで開催された、「健食原料・素材・OEM展2011」(主催:ヘルスビジネスマガジン社)に出展しました(4/5~6)。
今回で14回目を迎える同展示会は国内唯一の健康食品原料販売・OEM製造専門の展示会です。
2日目の出展社セミナーでは「先進性に富んだ大和薬品の機能性食品素材と特定保健用食品のOEM供給」を講演し、当社の最新情報を発信することができました。
■気になるからだ 大震災とエコノミークラス症候群
地震などの災害時に注目される病気の1つにエコノミークラス症候群があります。
共通するのは「同じ姿勢」と「血栓」(血の固まり)です。
エコノミークラス症候群は、膝から下の静脈に血栓ができて、それが血液の流れにのって肺に運ばれ、肺の血管をふさいでしまう一連の病気です。命に関わることもあります。医学的には「静脈血栓塞栓症」として昔から知られていますが、飛行機の狭いエコノミークラスで到着した直後に発生した事例が報道されたことから、一般社会ではこの名前で知られるようになりました。
災害時には車の中で暮らしたり、狭い所に多くの人が避難したりして、同じ姿勢を長時間とり続けることがあります。まさにエコノミークラスと似た状況で、血栓ができる危険性につながるというわけです。
さらに、トイレに行く回数を減らすために水分を控え、血液のネバネバ度が高まることも、災害時と飛行機に共通しているかもしれません。血液サラサラとは逆で、血栓ができやすくなるのです。予防するには、適宜脚を動かすこと、特にくるぶ
しから先を動かすとよいといいます。脚の血流を良くする特殊なストッキングもあります。食生活の工夫としては、水分を控えないこと、血栓を作らせない機能があるとされるナットウキナーゼのサプリメントもよいでしょう。
■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて、5月5日は日本わかめ協会が制定したわかめの日ということで、今月はわかめに注目していきます。
5月初旬は新わかめの採集が一段落し、市場に出回る時期です。わかめは日本全国で採れ、食卓に欠かせない食材のひとつです。ミネラル分がバランスよく豊富に含まれている一方で、たんぱく質や脂肪がほとんど無いので美容食として人気が高く、ダイエット食品などにも多用されています。また、わかめに含まれるアルギン酸には血圧低下作用があることや、肥満に効果があるとされるフコキサンチンを微量に含むことが最近の研究で明らかになってきました。
旬の食材を楽しみながら、健康に役立てましょう。
お知らせ
現在大和薬品のHPへコラムを連載していただいている、沖縄ハートフルクリニック平良茂先生の情報です。
先生は統合医療やサプリメント療法、補完代替医療を様々な形で啓蒙する活動をされています。
●5月21日(土)13:40~ 大阪
乳酸に関する講演会を開催します。
お問合せは下記まで
医療法人白寿会秘書課 池間(いけま)様
Tel&Fax:098-995-0220
今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後とも充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。
次回の「e-健康かわら版」は6月10日頃配信予定です。