■大和薬品最新情報
◎論文掲載:米ぬかアラビノキシランによるグルタミン酸作動性バースト活動の調節:ヒトiPS由来ニューロンおよびアストロサイトを用いた多電極アレイ研究
■【新連載】一次性頭痛国際分類についての感想“樹を見て森を見ず”:一次性頭痛の原因解明について①
遠藤 雄三先生 (東京脳神経センター総合内科、病理専門医、医学博士)
今回から新連載が始まります。東京脳神経センターの遠藤雄三先生に、「一次性頭痛国際分類についての感想“樹を見て森を見ず” 一次性頭痛の原因解明について」というタイトルでお話しいただきます。
遠藤先生にはこれまでの全12回の連載の中で、頭痛の根本原因と姿勢の関係性について解説していただきました。今回からの連載ではこの頭痛理論にさらに踏み込む形で、原因不明とされる一次性頭痛の正しい理解と解消法をお話いただきます。
■ワールドヘルスレポート
膵管拡張は膵臓がんの警告サイン
膵臓がんは、進行して致命的となるまで症状が現れにくいことから「サイレントキラー」とも呼ばれます。こうした中、新たな研究で、膵臓がんリスクの高い無症状患者では、膵臓と胆管をつなぐ膵管の拡張が、がんの進行リスクを高める独立したリスク因子であることが示されました。米ジョンズ・ホプキンス大学医学部医学・腫瘍学教授のMarcia Irene Canto氏らによるこの研究結果は、「Gastro Hep Advances」に9月12日に掲載されました。Canto氏は、「この知見によりがんが早期発見されれば、生存率の向上につながる可能性がある」とニュースリリースの中で述べています。
次回の「健康かわら版」は2026年1月23日頃配信予定です。