Vol.231–2022年11月号

Vol.231–2022年11月号

■大和薬品最新情報

◎ 「Vitafoods Asia 2022」に出展しました
◎ 論文掲載:抗がん治療におけるNK細胞―天然物質の重要な役割

■ワールドヘルスレポート

魚油で脳機能が高まる可能性
魚は「脳に良い食品」として知られていますが、中年の男女を対象にした新たな研究から、それをさらに裏付ける結果が得られました。研究において、オメガ3脂肪酸の血中濃度が高い中年の人では、思考力テストの結果が優れていることが確認されました。また、認知症を発症した高齢者では通常、記憶に関連する脳領域の萎縮が認められますが、オメガ3脂肪酸の血中濃度が高い中年の人ではその容積が大きいことも明らかになりました。米テキサス大学健康科学センターのClaudia Satizabal氏らによるこの研究結果は、10月5日の「Neurology」に掲載されました。

■健康豆知識 健康の温故知新

153) フレイル予防習慣を身につけて、快適な老後を手に入れよう②
フレイル(虚弱)は様々な疾患や合併症の入り口であり、できるだけ早い段階から、食事や栄養素に注意を払うことが予防に重要です。毎日の食事の中で、エネルギー摂取量を意識すること、肉や魚などタンパク質を多く含むメニューを取り入れることがフレイル予防の第一歩。さらに「様々な食品を偏りなく食べること」を意識するのも重要です。前回に引き続き東京都健康長寿医療センターの第161回老年学・老年医学公開講座「健康長寿の秘訣!フレイル予防を学びましょう!」より本川佳子研究員の講演をご紹介します。

 

次回の「e-健康かわら版」は2022年12月20日頃配信予定です。

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