Vol.230–2022年10月号

Vol.230–2022年10月号

■科学的根拠に基づいたニュートラシューティカルズが健康にもたらす恩恵

5)ニュートラシューティカルズと感染性病原体について
Sok Cheon Pak, Ph.D. (チャールズ・スタート大学, School of Biomedical Sciences, Australia)
第5回の今回は、ニュートラシューティカルズと感染性病原体の関係性についてお話していただきます。

■ワールドヘルスレポート

50歳未満でのがんの発症が世界中で増加
50歳未満のがんの発症率の増加は世界的な問題であり、そこには質の悪い食生活や肥満、運動不足などの要因が関連している可能性が高いとするレビュー論文が、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院およびハーバード大学医学大学院の荻野周史氏らにより、「Nature Reviews Clinical Oncology」に9月6日発表されました。

■健康豆知識 健康の温故知新

152) フレイル予防習慣を身につけて、快適な老後を手に入れよう①
フレイル (虚弱) とは年を取って、筋力や聴力、視力などの身体機能、認知機能に低下が見られる状態を指します。2014年に日本老年医学会で提唱された比較的、新しい言葉です。健康な状態と要介護状態のちょうど中間に位置しており、フレイルを予防することで疾患や要介護状態を防げることが分かってきました。7月に東京都健康長寿医療センターが開催した第161回老年学・老年医学公開講座「健康長寿の秘訣!フレイル予防を学びましょう!」より、本川佳子研究員の講演を全3回に分けて、ご紹介します。

 

次回の「e-健康かわら版」は2022年11月21日頃配信予定です。

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