Vol.229–2022年9月号

Vol.229–2022年9月号

■科学的根拠に基づいたニュートラシューティカルズが健康にもたらす恩恵

4)ニュートラシューティカルズと炎症性疾患について
Sok Cheon Pak, Ph.D. (チャールズ・スタート大学, School of Biomedical Sciences, Australia)
第4回の今回は、ニュートラシューティカルズと炎症性疾患の関係性についてお話していただきます。

■ワールドヘルスレポート

浴槽入浴が糖尿病患者の治療を後押し?
湯に漬かる入浴 (浴槽入浴) の頻度が高い糖尿病患者は、血糖コントロールの指標であるHbA1c値が良好であるとする研究結果が報告されました。国立国際医療研究センター国府台病院糖尿病・内分泌代謝内科の勝山修行氏らによるもので、詳細は「Cardiology Research」6月発行号に掲載されました。HbA1c以外に体格指数 (BMI) や拡張期血圧も、浴槽入浴の頻度が高い患者の方が良好だったといいます。

■健康豆知識 健康の温故知新

151) 糖化・酸化・炎症のメカニズムを正しく理解すれば、理想のエイジングマネジメントを実現できる②
前回に引き続き、7月22日に開催されたウェビナー「エイジングケアとサプリメントの現状」(主催:健康産業新聞)より、医療法人財団百葉の会銀座医院院長補佐・抗加齢センター長の久保明氏の講演をご紹介します。老化を正しく理解するには、糖化と酸化、炎症の関係性を考えることが重要です。今回は、ビタミンやカロテノイドなど、糖化や酸化を防ぐために有効な栄養素について紹介するとともに、臨床研究に基づくより実践的なエイジングマネジメントの方法をお伝えします。

 

次回の「e-健康かわら版」は2022年10月20日頃配信予定です。

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