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健康かわら版

Vol.193–2019年9月号

今月のトピックス

■免疫が機能するために欠かせない要素
8) 「血が流れない」中編
野口 勇人 氏 (野口基礎医療クリニック 院長/内科医・産業医)
前回の記事では、「血が流れない」状態とその原因について紹介しました。今回は、血の流れを良くするのに役立つ簡単な運動をご紹介していきます。

■ワールドヘルスレポート
睡眠の改善
近年、様々な疾病予防や健康維持のために睡眠の重要性が指摘されていますが、一方で「なかなか寝付けない」「あまりよく眠れない」等の悩みもよく聞かれます。今回は睡眠の改善について、米国の研究3件をご紹介します。

■健康豆知識 健康の温故知新
116) 今、筋肉が熱い!? ~あなたの知らない筋肉の世界~ ②
運動不足解消で認知症予防 ―日々の生活で気を付けたいこと―
これまでの研究から、日々の運動不足や、それに伴う歩行機能の低下が認知症の発症に強く関連していることが明らかになってきました。今回は、桜井良太氏(東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム)の講演「運動不足解消で認知症予防―日々の生活で気を付けたいこと―」に基づいてお話しいたします。

食と健康の歳時記
重陽の節句と栗

旧暦の9月9日は「重陽の節句」で、元々は菊花節と呼ばれる宮中行事でした。長寿の願いを込めて菊の花を酒に浮かべて飲む風習がありましたが、江戸時代には庶民にも普及し、栗節句とも呼ばれて蒸し栗や栗飯を食べるようになったと言われます。
栗は、馴染みの深い秋の味覚の一つですが、日本では稲作が始まる以前から食料として備蓄され、縄文の遺跡からも炭化した化石が発見されています。糖質の他にカリウム、ビタミンB1、ビタミンCなどが意外に多く含まれ、葉酸や亜鉛なども含みます。江戸時代の薬物書『食品国歌』に、「栗の能、腎補いてきを増し、腸胃腰脚骨を強くする」とあるように、胃腸や筋骨を強化し、足腰を丈夫にすると考えられています。栗ご飯や渋皮煮にしてよく食べられますが、渋皮には、抗酸化作用がきわめて強力なプロアントシアニジンが含まれています。渋皮ごと甘く煮詰めた渋皮煮は、薬効を効率よく取り入れる効果的な調理方法で、生活習慣病やがん、老化予防に役立ちます。
また、この季節は徐々に空気が乾燥し、季節の変わり目で喘息や咳などのトラブルが増えがちです。日本人はなで肩が多く、肺の機能が不十分な場合が多くあります。肩が下がると、呼吸が浅くなってしまいます。年を取ると、腕を後ろに組みがちなのは、その方が体のバランスがとりやすいだけでなく、呼吸が深くなるからです。そのため、普段から意識して、胸を張ると肺が広がって健康に役立ちます。この季節に肺を労わるのは、とても大切なことです。
朝夜の気温差が大きくなり、体調を崩しがちですが、深まる秋の気配に趣を感じつつ、豊かな「実りの秋」の旬の味覚を楽しみましょう。

次回の「e-健康かわら版」は10月18日頃配信予定です。

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