vol.138 2015年2月号

vol.138 2015年2月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
論文掲載:「米ぬかアラビノキシラン(MGN-3/BioBran)はin vitroおよびin vivoにおいて神経芽細胞腫に対するNK細胞の細胞傷害性を高める」
Tubingen大学(ドイツ)を中心とした研究グループは、BioBranについて新たな論文を発表しました。

■糖質制限食のすすめ
6)糖質を減らせば老化しにくくなる
銀座東京クリニック 福田一典 先生
糖化によるAGEの生成・蓄積は、糖尿病における様々な組織の機能低下だけでなく、動脈硬化や認知症、骨粗鬆症、皮膚の弾力低下など、加齢に伴う多くの老化現象の根本的な原因となっています。今回は、糖質制限によって老化を遅らせることができる可能性についてお話しします。

■ワールドヘルスレポート
アメリカがん協会、2015年版がん発症・死亡推計を発表
先頃、アメリカがん協会が発表した2015年版がん発症・死亡推計によるとアメリカでのがんの死亡者数はここ20年間で22%減っている。アメリカにおけるがん対策の現況について報告する。

■健康豆知識 健康の温故知新
61)肺の生活習慣病、COPDのリスク
風邪でもないのにせきやたんが続く場合、喫煙や受動喫煙の影響によるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の疑いがあるといわれます。今回は、近年増加傾向にあるCOPDの症状と対策についてご紹介いたします。

■気になるからだ
第59回 あなたの周りに「じぬし」?
痔には痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)の3つのタイプがあります。今回はそれぞれの症状と治療方法についてご紹介いたします。

大和薬品最新情報

論文掲載:「米ぬかアラビノキシラン(MGN-3/BioBran)はin vitroおよびin vivoにおいて神経芽細胞腫に対するNK細胞の細胞傷害性を高める」
Tubingen大学(ドイツ)を中心とした研究グループは、BioBranについて新たな論文を発表しました。

タイトル:米ぬかアラビノキシラン(MGN-3/BioBran)はin vitroおよびin vivoにおいて神経芽細胞腫に対するNK細胞の細胞傷害性を高める

掲載雑誌:Cytotherapy, 2015; 0: 1-12

大和薬品株式会社は、引き続きBioBranの様々な可能性を追求します。

気になるからだ あなたの周りに「じぬし」?

他人には打ち明けづらい悩みの代表が痔でしょう。痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)の3つのタイプがあり、もしかしたらあなたの周りにも
「痔主(じぬし)」がいるかもしれませんね。
痔核は、排便時の「いきみ」の繰り返しなどが原因となって、肛門の「クッション」がたるむことでできます。裂肛は硬い便が通過するときに肛門が切れ、傷が慢性化してしまったもの。痔瘻は肛門の周りに細菌が侵入して膿がたまり、膿の出口ができます。症状はタイプによっても異なりますが、種々の程度の痛み、あるいは痔核や裂肛では出血、痔瘻では膿みなどが現れます。裂肛は女性に、痔瘻は男性に多い傾向があります。
特に痔核と裂肛は生活習慣の改善が重要で、排便時の過度のいきみを避ける、長時間の座ったままの姿勢を避けるなどを心がけます。入浴は、シャワーではなく浴槽にゆっくりつかるとよいとされます。便秘は痔によくないので、食物繊維の多い食事をとることです。
市販の坐薬や塗り薬などを使用するのもよいでしょう。ただ、市販薬でなかなか良くならない場合は、肛門科、消化器科といった医療機関を受診しましょう。女性医師が診療するところも出てきていますので、あれこれ悩んでいるより、しっかり診てもらう方が得策と言えます。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は3月16日頃配信予定です。

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