Vol.118 2013年6月号

Vol.118 2013年6月号


ごあいさつ

こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月は獨協医科大学法医学講座准教授の一杉正仁先生のコラムが更新されています。
その他にも健康お役立ち情報をお届けしていきますので、今月もどうぞお楽しみ下さい。

トピックス

■法医学Dr.健康情報
5)本当の血液サラサラとは
獨協医科大学法医学講座 准教授 一杉正仁先生
◎日々の食生活は血液の流れに大きな影響を及ぼします。魚や納豆などの日本食は血液の流れや状態を良好に保ち日々の食事には最適です。

■ワールドへルスレポート
医療費高騰で苦しむ米国、代替医療に注力
◎米国立衛生研究所(NIH)が、傘下の米国立補完代替医療センター(NCCAM)など27の研究機関とロゴを統一しました。医療費削減へ向けた米政府の取り組みが注目されています。

■健康豆知識 健康の温故知新 
41)喫煙とメタボリック症候群との関係
◎前回に続き、今回も喫煙による弊害、喫煙でもたらされる動脈硬化や糖尿病などメタボリック症候群との関係についてご紹介いたします。

今月のメニュー

■大和薬品関連最新情報
◎当社のホームページをリニューアルしました
■気になるからだ
◎第39回 栄養にも気をつけたい「床ずれ」 
■編集後記

■大和薬品関連最新情報
大和薬品のホームページが新しくなりました。
今回のリニューアルではホームページ自体の骨組みを重点的に一新し、基本的な内容は旧来のものを踏襲しています。
特徴的なのは、PCだけでなくタブレットやスマートフォンなどの端末において、それぞれの画面に応じて適当な大きさに表示が変化するレスポンシブウェブデザインを取り入れたことにあります。また、配色やレイアウトもよりユーザーが使いやすいように配慮しました。

■気になるからだ 栄養にも気をつけたい「床ずれ」
褥瘡(じょくそう=床ずれ)は、体の特定の場所の持続的な圧迫によって血液の流れが悪くなり、皮膚や筋肉などに潰瘍(かいよう)ができる病気です。寝たきりで自分の意志では体位を変えられない場合などに発生します。
できやすいのは、お尻、かかと、肩甲骨周辺など。同じ姿勢を長時間続けること、尿や汗で皮膚が湿っていること、十分な栄養が取れずに筋肉や脂肪が減少していることで、皮膚の痛みや違和感を自覚しにくいことで褥瘡になりやすくなります。
褥瘡は皮膚の病気というばかりでなく、全身の衰弱や感染症に発展することもあります。予防が最も大切なわけです。
そのためには、「圧迫・摩擦をしないようにする配慮」と「栄養管理に気を付ける配慮」の2つの方向性があります。前者は定期的な体位変換、適切なマットレスの使用、皮膚を清潔に保つなど、後者は、まず全身の健康を保持するための食事・栄養を取ることです。それに加え、亜鉛や、アミノ酸の1種であるアルギニンは褥瘡の予防・治療によいと言われています。医療従事者と相談しながら、家族でできるケアを心がけましょう。
医師による治療は、褥瘡の深さに基づいて、塗り薬や被覆材(特殊なガーゼのようなもの)などが使われます。

■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて、今月の旬の食材は「明日葉」です。明日葉は日本原産の健康野菜として知られ、摘んでも明日には葉が出てくると言われることからその名がつきました。その強い生命力のためか本草や漢方としても知られ、疲労回復や滋養強壮によいとされています。
旬の時期は比較的長いですが、特に新芽を食べることができるのは3月~6月頃です。お浸しや和え物にすると大変美味しくいただくことができます。
旬の食材を食べて、健康維持に役立てましょう。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は7月10日頃配信予定です。

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