Vol.42 2007年2月号

Vol.42 2007年2月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
昨年5月にバイオブランのエビデンスの集大成として刊行された専門書「BioBran/MGN―3 基礎と代替・補完療法への応用」(医薬出版)は好評につき、改訂第2版も刊行の運びとなりました。
また春からの展示会シーズンに向けて社内スタッフで準備を進めてまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎帯津良一先生ホリスティックコーナー
「いのちのエネルギーを高めるために」
5.病気に立ち向かう(がんとの共生)
(帯津三敬病院 名誉院長 帯津良一先生)

■ワールドへルスレポート
◎気血の流れを調整、ポラリティセラピー

■健康豆知識
◎カイロプラクティック~脊椎の歪みを矯正し、自然治癒力を活性化

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎バイオブラン論文集改訂第2版を刊行します。
■統合医療新着情報【13】抗がん剤か、クリスマスツリーか
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎バイオブラン論文集改訂第2版を刊行します。

同社は、昨年出版した米ぬかアラビノキシラン誘導体に関する学術論文集「BioBran/MGN―3 基礎と代替・補完療法への応用」(医薬出版)について、3月に改訂第2版を刊行予定です。(価格は、税込み5,250円)
この論文集は10年余りを経て蓄積されたエビデンスの集大成であり、初版が予想以上に好評であったことなどから、増版が急がれており、このたびの刊行に至ったものです。
主力商品であるバイオブラン(米ぬかアラビノキシラン誘導体・商品名「レンチンプラス」)については、国内外で根強い人気を保っておりますが、とくに海外での人気が強く、販売されている国はすでに39を数えております。これは、日本をはじめアメリカ、EUなど世界9カ国で製法特許を取得した確かな商品であることも影響しています。
これまでにバイオブランの論文は20超、学会発表は50超となり、大学や医療機関などから高い評価を得ていますが、今後も引き続き国内外の大学や政府機関、医療機関等との共同・委託試験等を進めてエビデンスを蓄積し、病医院への販路を拡大していきたい、としています。

■統合医療新着情報
【13】抗がん剤か、クリスマスツリーか

「ヤドリギ」(mistletoe)をご存知ですか。松やモミの木などに寄生している(宿る)ため、そう呼ばれるハーブです。「ある樹木に寄生して成長する」という様子が、「ヒトに発生して増殖する」がんに似ているため、がん治療に用いられるようになったとか。
日本ではなじみが薄いのですが、欧州、特にドイツではがんに対して汎用される成分です。
ヤドリギの有用性についてはかねてから賛否両論がありますが、昨年末以降、英国の学術誌BMJとそのウェブサイトで、またまたホットな論争が繰り広げられるようになりました。
補完代替医療の研究者として著名なエルンスト教授(英国)は、ヤドリギは広く研究されているものの、信頼できる比較試験では効果が明らかでないことや、有害性を示唆する報告があることから「抗がん剤としてではなく、クリスマスツリーに使うことを勧める」と手厳しい意見を述べています。
その一方、「副作用は通常軽度で、減らすかやめれば回復可能なもの」「イスカドール(ヤドリギの代表的な製品名)はポピュラーであり続ける」と擁護する意見も。さらには「医師から『400人を超える患者にヤドリギを使ったが重い副作用はなかった』と聞いたが、(これから使う)他の患者に重い副作用が出ないとは言えない」とする患者の声も寄せられています。

出典 http://www.bmj.com/cgi/eletters/333/7582/1282

■編集後記
今年は暖冬とはいえ、一番冷え込みの厳しい時期になりました。
具沢山のお鍋はからだもあたたまり、野菜不足の解消にもなりますので一石二鳥ですね。
朝方など気温差にお気をつけてお身体ご自愛ください。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は3月9日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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