Vol.81 2010年5月号

Vol.81 2010年5月号

ごあいさつ

こんにちは。メルマガ担当の石原です。
今月は遠藤雄三先生(浜松医科大学(第一病理))が、免疫細胞にスポットを当ててエッセイを書いてくださいました。免疫システムの複雑さと巧妙さを認識させれられる、読み応えのある内容となっています。
またワールドヘルスレポートでは、米国において発表された「サプリメントの研究開発に今後5年間注力していく」とする計画についてお伝えします。
今月も盛りだくさんの内容ですので、お楽しみに。

■病理専門医からみた健康戦略シリーズ からだの防御システム
5)-免疫細胞たち=血液細胞たち 医学博士 遠藤雄三 先生
今回からいよいよ免疫反応を支えている細胞達にスポットが当たります。

■ワールドへルスレポート
◎米国栄養補助食品室(ODS)、サプリメント研究に注力、5ケ年計画を発表サプリメントの研究や、一般消費者への情報提供に注力するべく、米国NIHが新たに5ヵ年計画を発表しました。

■健康豆知識
◎健康の温故知新 4)玄米食オシャレなトレンディ食に
不味い、辛気臭いなどのイメージが定着していたマクロビオティックがどうやって現在の様に女性に受け入れられる様になったか詳しく見ていきます。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎健康食品原料・素材・OEM展2010に出展しました
■気になるからだ
◎第2回 尿のトラブルいろいろ
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報
大和薬品は東京国際フォーラムで開催された、健康食品原料・素材・OEM展2010に出展しました(4/5~6)。今回で13回目を迎える同展示会は国内唯一の健康食品原料販売・OEM製造専門の展示会で、当社も昨年に引き続き参加しました。
2日間の会期でしたが、9,800人以上の来場者を数え、大いに賑わいました。セミナーでは「バイオブランの最新研究動向」と題し、最新の研究成果を発表、昨年よりも多くのお客様にブースへお越しいただきました。

・セミナー:「バイオブランの最新研究動向」 大和薬品㈱研究開発部部長 加藤久宜

■気になるからだ 尿のトラブルいろいろ
尿のトラブルについてお悩みの方がいるのではないでしょうか。
例えば、「トイレが近い」「がまんできない」、それに男性なら「尿の勢いがない」、女性なら「くしゃみや咳をした時に、もれてしまうことがある」といったようなことです。
デリケートな悩みだけに、恥ずかしさや「老化現象」「これは病気ではない」と言い聞かせてがまんしている人もいることでしょう。
外出先で常にトイレの場所が気になったり、出かけることがおっくうになったりするかもしれません。
単に水分を摂り過ぎていた、緊張していた、寒かったという状況も考えられますし、泌尿器系の病気、あるいはそれ以外の病気で症状が出る場合もあります。
泌尿器の病気の中で代表的なのは、文字通り前立腺が大きくなって尿道を圧迫する「前立腺肥大症」と、膀胱が過敏な働きをする「過活動膀胱(かかつどうぼうこう)」です。いずれも加齢に伴って徐々に増えてくる病気です。他には感染症や尿路結石がよく知られています。
尿トラブルで悩みがあれば、医師・薬剤師に相談することをお勧めします。
飲み薬や生活の注意などで解決するかもしれません。

■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて今月の旬の食材ですが、初夏は潮干狩りのシーズンということで「はまぐり(蛤)」に注目してみたいと思います。蛤は日本人にとってとても馴染みの深い食材で、その食文化の始まりは縄文時代とも旧石器時代とも言われています。旨み成分の「コハク酸」を豊富に含み、酒蒸しにお吸い物に、幅広く活躍します。栄養素ではビタミンB12や亜鉛を豊富に含みますが、特にタウリンについてはカツオの血合いよりも多く摂取可能で、血中コレステロールの低下や血圧の正常化に良いとされています。
旬の食材を楽しみながら健康維持に役立てましょう。

-「ドクターから健康アドバイス」のお知らせ-

今夏より新しく連載を始める予定です。
それに先立ち少しだけ執筆いただくドクターのプロフィールをご紹介します。

医療法人白寿会ハートフルクリニック院長 平良茂 医師
サプリメント療法、点滴療法、統合医療、予防医学、アンチエイジング医学、補完代替療法などを実践するとともに、普及、研究、発展に従事。
日本臨床自由診療研究会の立ち上げなど精力的に活動する。
統合医療の最先端情報をお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!

今月も「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
これからも充実したお役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願いします。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は6月10日頃配信予定です。

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