Vol.6 2004年2月号

Vol.6 2004年2月号

ごあいさつ

こんにちは。大和薬品E-メールマガジン担当の本間です。
お正月明けからあっという間に節分・立春を迎えた気がいたします。
暦の上では春とはいえ、まだ寒い日が続きますのでご注意ください。
今月は健康づくりの最も大きな要素ともいえる毎日の「食生活」に役立つ情報をお届けします。ぜひご活用ください。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎「第3回食のコミュニケーション会議」に参加します。
◎「バイオブラン研究会2004年大会」を3月に開催
◎アメリカの専門書籍がMGN―3を紹介
◎M.ゴーナム先生の論文が、世界的医学文献データベースMEDLINEに収録。
◎米国の非営利組織「The Life Extension Foundation」がMGN-3を紹介。
■健康お役立ち情報…….毎日の献立に役立つ日本最大級のレシピ検索サイト
■連載シリーズ……….アンチエイジング(最終回) 体のサビを防ぐ
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報
弊社の活動や関連イベントについてお知らせします。

【国内情報】
◎「第3回食のコミュニケーション会議」に参加します。
――― 大和薬品(株)
弊社は、3月6日(土)に、東京・世田谷区民会館で開催される「第3回食のコミュニケーション会議(食コミ)」に、前回、前前回に引き続いて参加します。
「食コミ」は、世田谷保健所を事務局として、区民の健康で豊かな生活づくりのために区民、大学、企業、NPO、世田谷区が協働して食を通じた健康づくりを推進するネットワークで、今回の催しもその一環です。
第3回目の今回は、「食べる人、作る人、もっとコミュニケーションを~おいしく、楽しく、安全に」をテーマに展開します。
弊社では健康貢献企業の使命として健康に関連した腸内細菌等のテーマで情報を提供する予定です。

◎「バイオブラン研究会2004年大会」を3月に開催
――― 大和薬品(株)
弊社では、3月14日(日)に「バイオブラン研究会2004年大会」を開催します(品川 KOKUYO HALL)。
この研究会は、弊社製品バイオブランの基礎研究や臨床研究いただいている第一線の病院・大学の先生方の集まりで、それぞれの研究成果を大会でまとめて発表していただくものです。
今回の大会は、「バイオブランの基礎研究発表」(座長:久保千春九州大学教授)と「バイオブランの臨床研究発表」(座長:田澤賢次富山医科薬科大学教授)の2部構成とし、国内外8名の先生方が最新の研究成果を発表するほか、「がん休眠療法」を提唱してにわかに注目を集めている金沢大学がん研究所腫瘍外科・高橋豊助教授による特別講演やパネルディスカッションも予定しております。(本大会は医学・医療関係者対象の大会となりますが、内容につきましては4月号でもお伝えします。)

【海外情報】
◎アメリカの専門書籍がMGN―3を紹介

アメリカで発行された専門書「HEALTHY HEALING」(第11版)で、「MGN-3」(バイオブランのアメリカブランド)が紹介されました。
この書籍は、治療全般にわたってホリスティック医療からハーブによる治療、ダイエットなど多方面にわたり、適切な薬品・サプリメントも含めて解説しているもので、「CANCER」の「腫瘍増殖抑制」の項に、「しいたけと米ぬか由来の商品」として「MGN―3」が掲載されています。
MGN―3は、全米で数千人の医師が使用しており、知名率の上昇とともにマーケットも大きく広がっていますが、今回の掲載により、この商品がより確かなものであることが証明されたことになります。

◎M.ゴーナム先生の論文が、世界的医学文献データベースMEDLINEに収録されました。

バイオブランの研究開発メンバーの一人であるマンドゥ・ゴーナム博士(米国UCLA/Drew医科大学免疫学教授)の3つの論文がNational Center for Biotechnology Information (NCBI)のHPに掲載されました。
これらの論文は世界的医学文献データベース:MEDLINE※に収録され常時閲覧することができます。
※アメリカ国立医学図書館が提供。世界約70カ国、4500誌以上の文献を検索できるデータベース。
(論文1)
MGN-3に感作したヒトT細胞白血球のアポトーシス惹起によって誘導されたデスレセプター(C95)(2003)

(論文2)
変性米ぬかアラビノキシランMGN-3によるヒト末梢血リンパ球
のNK活性に対する影響(2000)

(論文3)
MGN-3のインビトロにおける抗HIV活性(1998)

◎米国の非営利組織「The Life Extension Foundation」がMGN-3を紹介。

人間の長寿に貢献する最先端の科学研究に対し、資金を提供する世界的な非営利組織、「The Life Extension Foundation」のホームページにMGN-3が紹介されました。
「がんの代替・補完療法」の項にM.ゴーナム先生の研究とMGN-3のBRM(生体応答物質)としての有用性が紹介されています。

■健康お役立ち情報
~レシピ数約6400を誇る日本最大級のレシピ検索サイト~

1年365日~毎日3食の献立を考え、準備するのはかなりの根気が必要ですね。
スーパーなどでも調理済みの食材が数多く出回るようになりましたが、好みが偏るなど、バランスのとれた献立をつくるのはなかなか難しいものです。

ところで食事は「がん」の原因のうち1/3以上を占めると考えられている最大の要素です。毎日の食事で、できるだけその危険を遠ざけ、予防につながるように心がけたいものです。そこで今回は健康レシピが満載のHPサイト(財団法人ベターホーム協会) をご紹介します。

【レシピリサーチ】
「キーワード検索」「クイック」「食材別」「テーマ別」があります。
「テーマ別」には健康レシピが満載です。

【読本シリーズ】
「がん」「免疫力」等をテーマにしたレシピの小冊子が発行されており、安価で入手可能です。
「がんを予防する料理読本」では
◎野菜が150gとれる料理
◎塩分ひかえめの料理
などがコンパクトにまとめられています。

毎日の健康づくりにぜひお役立てください。

■連載シリーズ・・・コラム アンチエイジング(全6回)

最終回 体のサビを防ぐ

活性酸素はがんや動脈硬化の原因の一つとも目され、「抗酸化」はサプリメントのトレンドです。
ワインやココアといった明らか食品から、ポリフェノール、カロチノイド、セレンなどの素材までが市場をにぎわせています。
それぞれが「ビタミンCの50倍、ビタミンEの数百倍の抗酸化作用をもつ」といったアピールをしているのはご承知の通りです。
が、体内の抗酸化システムは単純ではないので、どのサプリメントの抗酸化作用が優れているかをあれこれ考えるよりは、一般の食事から多種類の抗酸化物を摂るよう心がけるほうが合理的な感じもします。
それに、これらをサプリメントとして摂取しても、現代医学的な試験では明らかな効果を出すのは難しいようです。
その中で、抗酸化サプリメントの1次予防効果を見る、注目すべき研究があります。
フランスで94年から始まった「SU.VI.MAX(スーヴィマックス)」スタディです。
1万人以上(35~60歳)を対象に、抗酸化サプリメント(ビタミンC120mg、ビタミンE30mg、β-カロチン6mg、亜鉛20mg、セレン100μg)を8年間摂取させて、がんや心臓病を予防できるか調べるものです。
プラセボを対照としたダブルブラインド試験です。
まだ総合成績は発表されていませんが、早く結果が知りたいものです。
このような大規模試験の結果を視野に入れつつ、そして個人個人の抗酸化能レベルを把握して、状態に適したサプリメントを補う時代になるでしょう。

~完~

■編集後記

健康かわら版(第6号)はいかがでしたでしょうか?
皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

この時期は寒いので湯船でしっかり温まりたいものです。
温泉旅行もよいですが、ご自宅で入浴剤のアレンジも楽しいですね。
私は生薬が数種類ブレンドされているタイプがお気に入りです。
ただしお食事の後は普通血管は消化器の周りに集まってきますので、1時間ほど休まれてから入浴されることをお勧めします。

次回の「e-健康かわら版」は3月10日配信予定です。
新連載シリーズとして生活習慣病に関するコラムを掲載予定です。

今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い致します。

TOP