Vol.37 2006年9月号

Vol.37 2006年9月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
日中厳しい残暑が続いておりますが、「実りの秋」ももうすぐですね。
来月号では創刊3周年記念といたしましてプレゼント企画を準備中です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

■ワールドへルスレポート
◎手技(マッサージ)療法、米国で多彩なメニュー

■健康豆知識
◎ゲルソン療法~ガンの予防・治療食

■「食と健康」「代替療法」など幅広い最新情報を掲載!
日本食品機能研究会(JAFRA)ホームページもぜひご覧ください。

■21世紀は肥満との戦い、アジアで増加する
メタボリックシンドローム

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎M.ゴーナム博士が米国2学会でバイオブランの研究成果を発表
◎DHD USA社(大和薬品の米国現地法人)がアンチエイジング医学国際会議に参加
◎【予告】「食品開発展2006」に出展します
■統合医療新着情報【9】食物繊維少ないと大腸がんリスク
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎M.ゴーナム博士が米国2学会でバイオブランの研究成果を発表

当社の主要商品「バイオブラン」について、その開発者の一人M.ゴーナム博士
(UCLA/Drew大学教授)が、2つの学会でそれぞれ新しい研究の成果を発表しました。
6月にサンフランシスコで開催された「Federation of clinical immunology Society (FOCIS)」では、「米ぬかから得られた修飾米ぬかアラビノキシラン(MGN―3/バイオブラン)のインビトロ(試験管内)におけるヒト好中球および単球の機能に及ぼす影響」と題して発表しました。また、7月のワシントンD.C.での「International Research Conference on Food and Cancer」では、「米ぬかアラビノキシラン(MGN―3/バイオブラン)の担エーリッヒ癌マウスに対するインビボ(生体内)腫瘍抑制効果」と題して発表したものです。
それぞれの概要は下記のニュースリリースをご覧ください。

(先月号では7月学会発表のみのお知らせとなりましたので今回6月の発表も合わせて掲載させていただきました。
内容が前後し、申し訳ございません。)

◎DHD USA社(大和薬品の米国現地法人)がアンチエイジング医学国際会議に参加

当社のアメリカ現地法人、Daiwa Health Development(DHD USA)社は、7月14-16日にアメリカ、シカゴのDonald E. Stephens Convention Centerで開催された第14回アンチエイジング医学国際会議に参加しました。
主催は米国アンチエイジング医学学会で会員は医師5万人、80カ国になります。
この会議には世界から300を超える企業がブース出展し、40カ国以上から3000人以上の医師や健康関連の専門家が集まりました。
同社では、医家向けとして開発した「BRM4」を出品、多くの訪問者がありました。
同学会は12月にラスベガスでも今回の約倍の規模で開催予定となっており(Winter Session 2006)、
同社も引き続き出展を予定しています。

◎【予告】「食品開発展2006」に出展します

当社は「食品開発展2006」(CMPジャパン株式会社主催)に参加、「米ケフィラン」「バイオブラン」「NKCP」の展示を行います。
「米ケフィラン」については4日(水)にプレゼンテーションを行います。
当展示会は、食品分野の機能性と安全性に関する先端情報を紹介する専門家向けの大型展示会で本年度は過去最大の規模で開催、480社以上の企業が出展予定です。
※メーカー開発担当者向け展示会となっております。ご了承ください。
お問合せは営業部TEL:03-5430-4153(平日9:00~17:30)までお願いします。

◇開催場所 東京ビッグサイト 西1,2ホール, アトリウム ブース番号 A-041
◇開催期間  10月4日(水)・5日(木)・6日(金) 10:00~17:00
◇プレゼンテーション 10月4日(水) 15:30~15:50 部屋番号 G会場
◇タイトル
「米ケフィラン―LK乳酸菌とお米から生まれた伝説の栄養源」
発表者 研究開発部長 加藤久宜

■統合医療新着情報
【9】食物繊維少ないと大腸がんリスク

食物繊維と大腸がんの関係について、日本の新しいデータが出ました。
厚生労働省の研究班が40~69歳の男女8万人を約6年追跡し、大腸がんに罹った522人の食生活を調べた研究です。
食物繊維の摂取量によって最少から最多まで5段階に分けてみると、摂取量が多くなっても、大腸がんに罹るリスクが減っていくことはありませんでした。しかし、「最少」群の中でもとりわけ摂取量が少ない(6.9g/日)グループの女性に関しては、「最多」(20g/日)のグループの女性に比べて、大腸がんのリスクが2.3倍に高まっていました。
食物繊維と大腸がんの関係をめぐっては、これまで賛否両論のさまざまなデータが発表され、「すでに食事から十分な量を摂れている場合は、追加摂取しても予防効果の上乗せはない」という方向で落ち着いてきました。
今回の結果は、そうした流れと一致するものです。
もっとも、食生活はまさに人それぞれで、食物繊維の摂取量が少ない人がいます。そうしたグループではサプリメントなどで上乗せする価値がある可能性を示したといえます。なお、今回の結果は、大腸がん予防という単一の尺度で見たもの。
それ以外に食物繊維が有する多彩な機能については、また別の研究課題ということになります。
出典・International Journal of Cancer vol.119,p1475-80,2006

■編集後記
朝夕の暑さがだいぶ和らぎ、エアコンなしで睡眠できるようになりました。さらに質の良い睡眠をとり、夏の疲れをとりたいものです。池田義雄先生の快眠4か条(バックナンバーvol.13)もぜひご参考ください。
また部屋を完全に真っ暗にすると翌朝のスッキリ感が違います。
(非常時用の懐中電灯もそばにあるとさらに安心ですね。)

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は10月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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