Vol.95 2011年7月号

Vol.95 2011年7月号

ごあいさつ

こんにちは、メルマガ担当の石原です。
今月の遠藤雄三先生のコラムでは「急性炎症」の続きが掲載されています。
また、大和薬品の最新情報では、6月に出展した中国の展示会の模様を報告しています。
その他、ワールドヘルスレポートなど盛りだくさんの内容でお届けいたします。
お楽しみ下さい。

トピックス

■病理専門医からみた健康戦略シリーズ 第二弾 炎症と免疫
5)自己とは非自己とは?
浜松医科大学(第一病理) 医学博士 遠藤雄三先生
◎前回に引き続き「急性炎症」がテーマです。日焼けを中心にわかりやすく解説していただいています。「慢性炎症(アレルギー)」に繋がる大事なお話です。

■ワールドへルスレポート
健康の「食品ピラミッド」、プレート型に一新
◎健康的な食生活のための「食品ピラミッド」が、食卓の皿をモチーフにしたデザインに一新されました。「マイプレート」と呼ばれ、シンプルで覚えやすく、子どもから大人まで毎日の食生活に活用できるようなイメージになっています。

■健康豆知識 健康の温故知新
18)森林浴、NK細胞の活性化など研究進む
◎前回、ウォーキングの効用をご紹介しましたが、今回は森林の中をゆったりと散策する森林浴の効果についてご紹介します。森の香り成分のフィトンチッドやマイナスイオンの作用でNK細胞が活性化し、免疫力が高まることが最近の研究でも明らかにされました。

今月のメニュー

■大和薬品関連情報
◎中国の展示会に出展しました
■気になるからだ
◎第16回 「節電の夏」の水虫対策
■編集後記

■大和薬品関連最新情報
大和薬品は6月21日から23日まで中国で開催された展示会に出展しました。
Nutraceutical Products China 2011は、CPhI ChinaやHi (Health Ingredients) China、Ni(Natural Ingredients)China、FiA(Food Ingredients Asia) Chinaが併設されている大規模な展示会で、出展社数は約2200社を数えました。
中国では多数の製薬企業が健康食品、中国保健食品に力を入れていることも手伝って、数多くのデータを持つ大和薬品の素材は、中国国内の来場者はもちろん台湾やベトナムなど多国の皆様にもご興味いただくことができました。
大和薬品では、今後とも世界の市場に向けた展開を強化していく方針です。

■気になるからだ 「節電の夏」の水虫対策
梅雨から本格的な夏へと季節が移り変わろうとしています。今年は各地で節電が実施されており、高温と多湿を乗り越える必要がありそうです。反対に、そうした環境が大好きなのはカビ。その中で、人間に寄生するものの1種が水虫の菌(白癬菌=はくせんきん)です。
水虫といえば、かつては「オヤジの病気」の代表格でしたが、今では女性にも珍しくないと言われます。冬でなくてもブーツを履くファッションなどが背景にあるのでしょう。
水虫になると、水ぶくれ、ただれ、かゆみなどの症状がでてきます。治療しないでそのままにしておくと、足ふきマットなどを通じて家族に感染することもあります。さらに、爪にまで菌が感染すると「爪水虫」となって、いっそう治りにくくなります。
対策はとにかく、洗って、乾燥させて、適切な薬をつける。それを根気よく続けることに尽きます。「見た目でよくなったから」「かゆみが治まったから」といって薬を止めてしまうと、残っている菌が生き残って、再び活動を始めます。
水虫とよく似た症状でも、まったく違う皮膚病かもしれません。合わない薬で悪化することも考えられます。市販薬で様子がおかしいなと思ったら、皮膚科を受診することをお勧めします。

■編集後記
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
さて、今月の旬の食材はとうもろこしです。7月に収穫のピークを迎えるとうもろこしの起源はマヤ文明やアステカ文明の時代からとも言われています。長い改良の歴史の中で様々な品種が誕生しましたが、食用ではスイートコーンが主です。
スイートコーンの実にはカロテン、ビタミンC、食物繊維などが豊富に含まれ、整腸、便秘、動脈硬化に食効があるといわれています。また、ひげの部分は漢方でも使われており、煎茶などにして飲むと利尿を促します。
旬の食材を楽しみながら、健康に役立てましょう。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後とも充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は8月10日頃配信予定です。

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