Vol.217–2021年9月号

Vol.217–2021年9月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
◎ バイオブランについての書籍が発売されました

■ワールドヘルスレポート
若さを保つ秘訣
いつまでも若さを保てたら…、と考える方は多いのではないでしょうか。今回は、若さを保つ秘訣を国内、国外のレポートからご紹介します。

■健康豆知識 健康の温故知新
139) 国立健康・栄養研究所100周年記念 健栄研フェスタ (3)
高齢化社会において、栄養への関心はますます高まっています。今回は、国立健康・栄養研究所が実施したイベント「健栄研フェスタ」(2021年3月)での講演・講義を3回にわたってご紹介します。3回目は、国立健康・栄養研究所各部からの講演をご紹介します。

食で巡る日本~郷土料理紀行~

はらこ飯(宮城県)

宮城県亘理郡の郷土料理のはらこ飯。「はらこ」とは、成熟したサケの卵巣をバラした状態のもの、つまりイクラのこの地方での呼び名です。秋に川に帰ってくる鮭を丸ごと使って作られます。かつて、藩主の伊達政宗公がこの地方を訪れた時に、地元の漁師が献上したという逸話も残っています。鮭のアラと身の煮汁でご飯を炊き、そこにたっぷりのはらこをのせた、鮭の旨味を存分に楽しめる豪快で贅沢な料理です。鮭をしょうゆ、みりん、酒で煮て、その煮汁でご飯を炊き上げます。炊けたら、そこに鮭の身といくらのしょうゆ漬けを混ぜ込みます。

鮭にはビタミンB1、B2、ナイアシンが豊富で、糖質代謝、皮膚や粘膜の健康維持に効果があります。また、ビタミンDも含んでいますが、ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成には欠かせないビタミンです。いくらは、ビタミンAを多く含んでいますが、これは視力の改善、皮膚や粘膜の健康に役立ちます。鮭やイクラの赤い色はアスタキサンチンというカロテノイド系の色素で、強力な抗酸化作用を持つと言われています。

残暑が厳しいながらも、少しずつ秋風がさわやかな季節になりました。そろそろ、秋鮭が店頭で見られますね。鮮やかな朱色が美しく食欲をそそるはらこ飯、ぜひご自宅でも試してみてください!

次回の「e-健康かわら版」は10月20日頃配信予定です。

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