ニュースリリース

2014.03.11 学会・論文

【論文掲載】生活習慣病患者の血圧に対するナットウ菌生成物の効果

獨協医科大学を中心とする研究グループは、NKCPが生活習慣病患者の血圧に与える影響について、クロスオーバー二重盲検試験を行いました。今回の研究は、”Journal of Hypertension: Open Access (2014 3:1)”に掲載されました。

高血圧は心疾患や脳血管疾患の原因となり、動脈硬化や血栓形成にも関与します。近年では世界的に深刻な問題となっていて、日本国内でも5~6人に1人の割合で罹患していると言われています。

今回の研究では、NKCPなどを高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病患者21人に1カ月間投与し、血圧の変化を測定しました。その結果、NKCPの投与群において、有意な血圧降下が認められ、これはNKCPの血流改善効果によるものと示唆されました。

今後も、NKCPの様々な可能性が期待されます。

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