University Pécs(ハンガリー)を中心とする研究グループは、肝臓に転移した癌に対するBioBranの治療効果について検証したケーススタディについて報告しました。
この報告は、免疫調整機能を有するとされる数種類の植物抽出エキスが肝臓に転移した癌に与える効果を検証するもので、“Journal of Cancer Research Updates, 2013,2,1-9”に掲載されました。
本研究では、同疾患の患者7名にBioBranと植物抽出エキスを投与したところ、全ての被験者において完全もしくはほぼ完全な寛解が見られました。
BioBranは、NK細胞の活性化や、マクロファージによる貪食作用を促進させる働きがあることがすでに示されていますが、他の素材と組み合わせることにより、治療効果が相互に高まったのではないかと考察されています。同研究グループは、これらの治療方法は、手術、ホルモン療法や化学療法等の従来の治療方法の支持療法として役立つことが期待され、引き続き臨床的研究を行う必要があると述べています。
今後とも、BioBranの様々な活用への可能性が期待されます。