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健康かわら版

Vol.65 2009年1月号

ごあいさつ

今月もホームページでは一杉先生の最新健康情報がご覧いただけます。
その他最新の健康アドバイスなど役立つ情報がございます。
本年も皆様に健康情報等お届けして参りますのでご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページの連載健康情報

■ドクターからの健康アドバイス
◎法医学Dr. 健康情報
メタボリックシンドローム
6)魚や大豆製品を食べましょう。
(獨協医科大学法医学講座 准教授 一杉正仁先生)

■ワールドへルスレポート
◎腸内環境整える発酵食品
米代替医療調査センターで研究支援

■健康豆知識
◎健康格言から学ぶ
少し食べ、少し飲み、早くから休むこと。
これは世界的な万能薬。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎米国現地法人DHD USA社がラスベガスの展示会に出展
■統合医療新着情報【35】病院別「がん5年生存率」はこう見る
■編集後記~新年と言えば~

■大和薬品(株)関連最新情報

◎米国現地法人DHD USA社がラスベガスの展示会に出展

12月12~14日、ラスベガス(ベネチアンホテル)で開催された展示会「A4MLas Vegas」に、当社の米国現地法人Daiwa Health Development(DHD)USAも参加し、主力製品を出展しました。
この展示会は、アメリカでアンチエイジングを中心としてさまざまな活動を繰り広げている非営利団体「American Academy of Anti-Aging Medicine」の主催で行なわれたもので、DHD USA社は、米ぬかアラビノキシラン(BioBran)含有の医家向け製品「BRM4」と、NKCP含有製品「Plasmanex1」を出展しました。

今回は、2名の医師によるプレゼンテーションも行ないました。BRM4については、「Epigenetics & Immunosenescence Reversal - An Evidence  Based Anti-Aging Paradigm (エピジェネティックスと免疫エビデンスに基づいた抗加齢の認識)」のタイトルで、また、Plasmanex1については、「Modern Day Coagulation Battles:The Constellation of Metabolic Storms That End in Thrombotic Disasters (現代の血栓凝固バトル:悲劇の血栓を招く昨今のメタボブーム)」と題して発表。免疫と長寿の関係や、メタボリックシンドロームの原因と対処法などについて解説しました。

■統合医療新着情報

【35】病院別「がん5年生存率」はこう見る

最近、がんの治療成績や生存率などを病院側が公表することが目立ってきましたが、データを読むときに押さえておきたいことがあります。
まず、それぞれの病院の患者の背景が異なること。がんであれば、早期の人が多い病院、他の病気を併せ持つ人が多い病院など、実にさまざまです。ぜひ「I期/Ⅳ期比」をチェックしてみましょう。この数字が大きくなればなるほど早期がんが多いことになり、他と5年生存率が同じなら、割り引いて考えた方がよいでしょう。
「5年生存率」という言葉でわかるように、そのデータの患者さんが治療を始めたのは5年以上前(2000年まで)にさかのぼります。その頃と比べて治療が格段に進歩したがんも数多くあります。最新の医療を受けた場合の5年生存率は、病院ランキングからは決められません。
また、途中で通院しなくなった人が多ければ精度が低下します。追跡調査をしても患者さんによっては回答を拒むケースも考えられます。
数字に一喜一憂することなく、その医師や医療機関を信頼できるかどうかを、周りの意見、他の医師のセカンドオピニオン(これには健康保険が利きませんが)を参考にしながら見極める必要があります。

■編集後記~新年といえば~

新年といえば、おせち料理を最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
そもそもおせち料理とは何でしょう?
「おせち」は、新年を祝うために食べるお祝い料理のことをいいます。
しかし、元々はおせちはお正月のお祝い料理だけを指す言葉ではありませんでした。
このように呼ばれだしたのは戦後からです。
おせちという呼び名は「お節供(おせちく)」の略称で、またの名を「節供」「節会」「節日」ともいいます。これらは1年のうちの重要な神様祭りの日のことを指しており、この日は、その時々に決められた食べ物を神様にお供えします。
そして、そのお下がりをいただき、神様の恩恵にあやかります。
そう、おせちのルーツは、現代社会でも馴染み深い「桃の節句」や「端午の節句」などに代表される、あの「節句」なのです。昔はこれらの節句に食べるお供物すべてが「おせち料理」と呼ばれていました。しかし生活の変化に伴い、「節供」は「節句」と表記されるようになり、神前へのお供えの習慣もなくなりました。そして、節句の一番目にあたり、最もご馳走の多いお正月の料理だけが「おせち」と呼ばれるようになったのです。

さて、おせち料理に並んでお正月といえば、お餅です。
お餅は毎年のどに詰まらせるという事故が多く起こっておりますが、万が一のどに詰まらせた場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
以下、内閣府食品安全委員会/食べ物による窒息事故を防ぐためにを参考にします。

1)症状の観察

最初に、正常に呼吸できているかを確認してください。食べ物が食道に詰まってしまった場合などは、水で飲み込めるかどうかを試してみましょう。詰まった直後から言葉が出なくなったり、激しく咳き込んだりするような場合には、異物が気道に入ってしまっている可能性があります。異物が上手く取れないと、もがきながら顔が次第に紫色になり、やがて意識がなくなることに繋がります。そのような状態に陥る前に、無理をせず救急車を呼びましょう。

2)応急処置-成人の場合-

まずは「のどが詰まったの?」などと尋ねてみましょう。正常に声を出すことができず、うなずいたりするのが精一杯な状態であれば「窒息」と判断し、速やかに救急車を呼びましょう。咳をすることが可能であれば、咳を出来るだけ続けさせます。
※咳は異物の除去に最も効果的です。

さらに、以下の方法で異物を取り除きます。
<異物が詰まった直後で、意識がある場合>
1、ハイムリック法(腹部突き上げ法)

①対象者を立たせる、または座らせた状態にし、背後から両脇に腕を通して抱きかかえます。このとき、救護する人は対象者と体を密着させてください。
②背後から抱きかかえた状態で、片手で対象者のへその位置を確認し、もう一方の手で握りこぶしを作り、親指側を上腹部(へそより上、みぞおちより十分に下方)に当てます。
③へその位置を確認した手で握りこぶしを作り、手前上方に向かって素早く突き上げます。
※何度か試して効果が無い場合は、背部叩打法に切り替えましょう。

2、背部叩打法

①救護する人はひざまずき、対象者を自分の方に向け、横向けに寝かします。
②手の付け根で、肩甲骨の間を力強く何度も連続して叩きます。
※背部叩打法では、座らせた状態、立たせた状態で行っても構いません。

<異物が詰まってから時間が経過し、意識がない場合>
呼びかけても反応がない場合、あるいは応急処置を行っている途中にぐったりして反応がなくなった場合には、直ちに心肺蘇生法を開始します。

①119番通報をして救急車を呼びます。(屋外などの場合は周囲の人に通報をお願いしましょう)
②気道をしっかりと確保してから、人工呼吸を【2回】行います。
③心肺蘇生法の途中で口の中に異物が見えた場合、速やかに異物を取り除きます。

④口の中に異物が見えない場合、そのまま胸骨圧迫【30回】と人工呼吸【2回】を繰り返します。

<のどに詰まった物が口の中に見えた場合>
のどに詰まった物が口の中に見えた場合、指交差法で口を開けさせ、異物を取り除きます。

指交差法による異物の除去

①顔を横向きにします。
②親指と人差し指を交差させた状態で、親指を上の歯に、人差し指を下の歯に当てます。
③親指と人差し指をひねるようにして患者の口を開きます。
④片方の人差し指にガーゼなどを巻き、口の中の異物を取り除きます。口の奥にある異物は指でとりのぞくのは困難です。かえって異物を押し込みかねないので、無理にのどの奥に指を突っ込まないようにしましょう。

来月も引き続き国内外の展示会情報やコラムをお届けしてまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は2月10日配信予定です。

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