Vol.54 2008年2月号

Vol.54 2008年2月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
あちこちで梅の花が開くようになり、春らしさを感じるようになりました。
梅は香りも良いですし、実にはさまざまな有用成分が含まれ昔から「梅は三毒を断つ」(三毒とは食べ物・血液・水の毒)といわれるそうです。
梅干、梅エキス、梅酢、梅酒等・・・上手に活用して健康づくりに役立てたいです。

大和薬品ホームページの連載健康情報~ぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎法医学ドクターの知っておきたい健康情報
2)健康食品のエビデンス
(獨協医科大学法医学講座 准教授 一杉正仁先生)

■ワールドへルスレポート
◎メタボや糖尿病対策に、菜食の健康効果

■NPO法人日本食品機能研究会(JAFRA)ヘルシーインタビュー
◎サプリメント、エビデンス揃えば的確なアドバイスができる
(金沢大学大学院医学系研究科 特任教授 鈴木信孝氏 )

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎中国事務所を設立
◎米国現地法人がサプリメント関連学会に出展
■統合医療新着情報【24】職種から見た統合医療の流れ
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎中国事務所を設立

当社は、昨年11月、天津市に中国事務所を開設しました。
当事務所では現地の市場調査、各種法令・許認可手続きについての情報収集を行っています。すでに当社は当事務所からの情報を得ながら天津や北京など複数の製薬会社と商品の取り扱いについて契約を進めています。
当社では、すでにアメリカ、ヨーロッパ、タイに現地法人を設立して販売活動を展開していますが、アジアにおいてはシンガポール、マレーシア等の東南アジア諸国に加え新たにインド市場でも現地企業との業務提携により本格的な販売が開始されることになっています。

◎米国現地法人がサプリメント関連学会に出展

当社米国現地法人Daiwa Health Development Inc.社は、1月17 日~20日の3日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催されたScripps 5th Annual Natural Supplements An Evidence-Based Update(主催 Scripps Center for Integrative Medicine)に主要商品を出展しました。

Scrippsはサンディエゴ地域をベースに健康サービスを提供するNPO法人で臨床医や看護婦、薬剤師などヘルスケアの専門家を対象にサプリメントに関する新知見、臨床例に関する情報提供や啓蒙を行っています。

DHD社では、バイオブラン(米ぬかアラビノキシラン誘導体)含有の医科向け製品「BRM4」を出展しましたが、熱心なドクターからいろいろ質問を受けるなど、入場者の関心の高さがうかがえました。

今後同社は4月23日から始まる米国アンチエイジング医学会(A4M)で医師によるバイオブランに関する最新知見の発表とブース出展を予定、医科向けルートの販売促進に努めたい、としています。

■統合医療新着情報
【24】職種から見た統合医療の流れ

医療の現場で「専門薬剤師」という、特定の分野でより高度な知識と技能を有する人が活躍するようになってきました。がん関連で言えば、「がん専門薬剤師」「がん薬物療法認定薬剤師」があります。
近年、新たな抗がん剤が次々と開発され、それらを従来の薬と組み合わせることで治療成績が向上してきました。しかし、薬は副作用にも注意が必要であり、医師とともに服薬指導、副作用の把握などに従事する「薬物療法のスペシャリスト」が必要になってきました。
そこで、日本病院薬剤師会認定の「がん専門薬剤師」と「がん薬物療法認定薬剤師」が誕生したということです。両者の違いですが、まず「認定薬剤師」があり、より専門性の高い資格が「専門薬剤師」となります。認定薬剤師が170名(20年1月17日現在)、専門薬剤師56名(19年10月27日現在)と、まだ決して多いとは言えない数です。
健康かわら版vol.48のこのコラムで紹介した、さまざまな専門職による栄養管理チームNST(ニュートリション・サポートチーム)にも、薬剤師が参画しているケースがあります(輸液は医薬品扱いのため)。医薬品だけではなく、栄養ついても専門家がチームの一員として参加する時代になりました。
そして、これまでのように医師を頂点としたピラミッド型の医療から、専門職種のチームによる医療へ。これも統合医療の流れのひとつといえます。

■編集後記
当社では1月下旬から2月中旬にかけてヘルスケアご専門の方々を対象に札幌・大阪・東京の3ヶ所で「バイオブランセミナー」を開催予定です。(第1回目は1月27日(日)に開催いたしました。)
詳細は来月のメールマガジンでお知らせいたします。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は3月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

TOP