ヒト血液を用いたNKCPの血液粘度に対する作用の検討

         

獨協医科大学 法医学教室

インフォームド・コンセントを得た健常成人男子8名の被験者に、プラセボ及びNKCP1250mgを単回摂取させ、摂取後240分まで経時的に採血し、血液粘度の変化を測定しました。尚、血液粘度は一杉らの方法によりオシロ粘度計を用いて測定しました。
その結果、NKCP群は、摂取105及び180分後に摂取前に比べて有意な血液粘度の低下が認められました。また、プラセボ群との比較においても、NKCP群は摂取180分後に有意な血液粘度の低下が認められました。


#:ダンカンの多重比較法によるべースラインとの差,p<0.05
*:対応のあるt検定によるNKCPとプラセボの差,p<0.05