血糖降下作用

        

8週齢の雄性自然発症糖尿病モデルマウスKKAyを用いて、ケフィランの経口投与による血糖降下作用を検討しました。投与期間は30日間とし、投与開始前15、30日目に血糖値を測定しました。
投与開始後15、30日目に測定した血糖値の経日的変化では、満腹時血糖値においてコントロール群が試験期間を通じて高血糖状態を維持していましたが、ケフィラン投与の2群では15、30日目と血糖上昇抑制が認められ、30日目におけるケフィラン300mg/kg群では有意に低値を示しました。また、空腹時血糖値については満腹時血糖値と同様にケフィラン投与群の2群がコントロール群に対して低い値を示しました。


Effects of an Exopolysaccharide(Kefiran) from Lactobacillus kefiranofaciens on Blood Glucose in KKAy Mice and Constipation in SD Rats Induced by a Low-Fiber Diet