ワールドヘルスレポート

健康的な食生活を送っている人は年を取っても脳の健康を維持しやすい――。当たり前のように思えることかもしれませんが、科学者たちはその理由を明らかにできていませんでした。しかしこのほど、その答えとなり得る研究結果が発表されました。この研究によると、健康的な食事は生物学的老化のスピードを遅くし、脳機能の保護に役立っている可能性があるといいます。論文の筆頭著者である、米コロンビア大学アルツハイマー病・加齢脳タウブ研究所のAline Thomas氏は、「われわれの研究では、より緩徐な老化速度が、健康的な食事と認知症リスク低下との関係の一部を媒介していることが示唆された」と述べています。この研究の詳細は、「Annals of Neurology」に2月26日掲載されました。