バイオブランの抗がん作用

⑤バイオブランの抗がん作用
Swiss albino雌性マウスの右大腿部に2.5×106細胞のエールリッヒ腹水癌(Ehrlich ascites carcinoma:EAC)を接種し、接種後8日目から35日目まで腫瘍容積を測定しました。
コントロール群はリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を、バイオブラン群は40mg/kgのバイオブランをEAC接種後8日目から週3回、3週間腹腔内投与し、投与後の腫瘍容積を測定しました。その結果、EAC接種14日目から、バイオブラン群はコントロール群(PBS)に比べて有意な腫瘍の増殖抑制が見られました。
また、接種35日目の両群の代表的な腫瘍の写真からもバイオブランの腫瘍増殖抑制効果が示唆されました。

バイオブランのin vivoにおける抗腫瘍効果

Ghoneum M.et al.,Nutrition and Cancer,2008

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