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健康かわら版

Vol.203–2020年7月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
◎バイオブランのWebセミナーを実施しました(バングラディシュ)

■感染症と免疫シリーズ
3) 風邪、天然痘とSARS、MERSそして変異型コロナウィルス
遠藤 雄三先生 (浜松医科大学 第一病理)
今回は、感染症治療の歴史を振り返りながら、免疫の観点から風邪、天然痘とSARS、MERSについてお話しいたします。

■ワールドヘルスレポート
支配的な親を持つティーンは成人後に苦労する?
親が支配的だと感じているティーンは、自主性が育ちにくく、大人になったときに恋愛関係を築くのが難しくなる可能性が高いとする研究結果を、米バージニア大学のEmily Loeb氏らが報告しました。今回は、ティーンの子供と接するコツについて、米国の最新の研究をご紹介します。

■健康豆知識 健康の温故知新
126) 腎臓を守って、認知症を予防!(3)
2013年にイギリスでは75歳以上の全ての年代で認知症が2~3割減少したことが報告されましたが、これは国を挙げて減塩や喫煙防止などに取り組んだ結果と言われています。第157回老年学・老年医学公開講座「腎臓を守って、認知症を予防!」を3回にわたってご紹介していますが、第3回の今回は、原田和昌氏(東京都健康長寿医療センター 副院長)の講演「心房細動と認知症」に基づいてお話します。

食と健康の歳時記

大暑ときゅうり

強い日差しが照り付け、厳しい暑さが続く季節になりました。7月下旬から8月上旬ごろを二十四節では「大暑」と呼びます。現代ではクーラーのスイッチを入れれば簡単に涼を得ることができますが、日本人は昔から、軒先に風鈴を下げて涼しげな音を楽しんだり、窓に簾を下げて暑い日差しを遮り、庭や玄関に打ち水をして、様々な方法で暑さをしのいできました。このような習慣には、蒸し暑い夏を乗り切る合理性だけでなく、暑さの中にも涼を見つけて楽しむ、自然と共に生きてきた日本人の豊かな感性が見られます。さらに、食文化においても、冷やした甘酒や土用のウナギなど、様々な養生の工夫が見られます。

今回は、この季節に定番の食材、きゅうりについてお話します。きゅうりは朝鮮半島から「黄瓜」の名で日本に伝来し、天平時代の文献にすでにその名前を見ることができます。成分のほとんどが水分で、あまり栄養はなさそう…というのがきゅうりのイメージですが、この豊富な水分こそが夏にぴったりの薬効なのです。中国の薬物書『本草綱目』に「熱を冷まし、渇きを止め、水を利する」とあるように、身体の過剰な熱を取り除き、暑気あたりの食欲不振を癒す働きがあります。水分に渇きを止めて体を潤す作用があると同時に、カリウムを多く含み、余分な水分を排出する作用にも優れているため、湿気が多く体内に水分が滞りやすい日本の夏にふさわしい食材です。そのままで味噌や塩をつけて食べたり、漬物や酢の物が定番ですが、たたいて塩もみしたきゅうりを長いもと梅肉で和えた「きゅうりと長いもの梅肉和え」は、暑い日のさっぱりした副菜にぴったりです。また、牛肉と炒めてオイスターソースや豆板醤で味付けした「きゅうりと牛肉のピリ辛炒め」は、こってりしたものを食べてスタミナを補給したいときにふさわしい一品です。ろいろな食べ方で試してみてください!

次回の「e-健康かわら版」は8月25日頃配信予定です。

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