vol.134 2014年10月号

vol.134 2014年10月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
新規機能性食品原料の開発事業に補助金交付
大和薬品株式会社は、経済産業省 関東経済産業局「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択されました。

Anti-Aging Medicine Asian Congress (AMAC) in Singapore
大和薬品株式会社ホームページの「なるほど健康塾」にコラムを連載中の遠藤雄三先生(浜松医科大学第一病理)が、“Anti-Aging Medicine Asian Congress(AMAC)”で講演を行いました。

■病理専門医からみた健康戦略シリーズ 第二弾 炎症と免疫
22)自己とは?非自己とは? 粘膜免疫系リンパ装置と病気⑥
浜松医科大学(第一病理) 遠藤雄三 先生
遠藤先生の「粘膜免疫系リンパ装置と病気」のシリーズ最終回になります。今回は、過敏性大腸症候群と食物アレルギーについてお話しします。

■ワールドヘルスレポート
米国で需要増、拡大する機能性食品市場
日常の食生活でも健康の増進を図りたいと、世界的に機能性食品への関心が高まっています。今回は、アメリカにおける機能性食品市場の現状を報告します。

■健康豆知識 健康の温故知新
57)和食のメリットとデメリット
日本人の長寿体質をもたらした和食が、世界から注目を集めています。 しかし一方で、塩分過多やカルシウム不足という問題も指摘されています。 今回は和食のデメリットについて考えたうえで、その改善方法を検討します。

■気になるからだ
第55回 年齢とともに気になる前立腺肥大症
今回は、前立腺肥大症の症状と治療についてお話しします。

大和薬品最新情報

新規機能性食品原料の開発事業に補助金交付
大和薬品株式会社では、新機能性食品原料の開発事業が経済産業省 関東経済産業局「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択されました。
大和薬品株式会社は、引き続き独自の機能性食品の開発に注力していきます。

Anti-Aging Medicine Asian Congress (AMAC) in Singapore
大和薬品株式会社ホームページの「なるほど健康塾」にコラムを連載中の遠藤雄三先生(浜松医科大学第一病理)が、“Anti-Aging Medicine Asian Congress(AMAC)”で講演を行いました。
同会は東南アジア、オセアニアの抗加齢を専門とする医療従事者及び研究者を中心とする学術大会で、9月25-27日の日程でマリーナベイサンズホテルコンベンションセンター(シンガポール)にて開催されました。遠藤先生は“Anti-inflammation and metabolic syndrome prevention”と題して講演され、質疑応答では専門家による意見交換が行われました。

気になるからだ 年齢とともに気になる前立腺肥大症

尿に関連した病気の1つに前立腺肥大症があります。前立腺は、尿道を取り囲むように存在する臓器です。それが肥大するわけですから、尿道が圧迫され、排尿に関係する症状が出てきます。「肥大」と書きますが、がんではなく良性の病気です。

尿の勢いが弱くなる、排尿が途切れる、残尿感がある、夜中に何度もトイレに行きたくなる、などの症状が現れます。中高年男性で比較的頻度の高い病気なので、このような症状があっても「年のせいだから仕方がない」とあきらめているかもしれません。とはいえ、QOL(生活の質)への影響は見過ごせない病気と言えます。症状は適切な治療で改善しますので、気になる症状があれば受診してみるとよいでしょう。医療機関では、排尿に関する詳しい問診や尿検査、超音波(エコー)検査などで、前立腺の大きさや症状の程度、生活への影響を調べます。
治療は、軽症の場合は生活の注意(水分摂取量の調節など)を行って様子を見ることがあります。薬が必要なら、尿道の抵抗を和らげて尿の通りをよくする飲み薬がよく使われます。ほかにも、男性ホルモンの働きをブロックして、肥大した前立腺を小さくする薬などが使われています。薬で十分な改善が得られない場合は手術が行われることもあります。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。

今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。
次回の「e-健康かわら版」は11月10日頃配信予定です。

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