Vol.59 2008年7月号

Vol.59 2008年7月号

ごあいさつ

こんにちは。メールマガジン担当の川上です。
今月もホームページでは遠藤先生の最新の健康アドバイスや健康豆知識などがご覧いただけます。
ぜひご覧ください。
今後ともよろしくお願いします。

大和薬品ホームページの連載健康情報~ぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎病理医からみた一人ひとりのがん戦略 頭頚部がん(1)
(浜松医科大学第一病理 医学博士 遠藤雄三先生)

■ワールドへルスレポート
◎増える心の病、必須脂肪酸の摂取比率が一因に

■健康豆知識
◎生きがい療法~生活に笑いをとりいれ、前向きに生きる

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎東京・札幌・大阪で「米ケフィランセミナー」を開催しました。
■統合医療新着情報【29】歯と全身の健康との関係
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎東京・札幌・大阪で「米ケフィランセミナー」を開催しました。

当社は5月18日の東京を皮切りに、6月1日に札幌、6月15日に大阪で、「米ケフィランサミナー」を開催しました。
これは、4月に全国発売となった当社の第3の主力製品「ケフィーラ」と「LK500」の説明会を兼ねて行われたもので、3会場とも、腸内細菌研究の世界的権威である光岡知足氏(東京大学名誉教授・農学博士)が、「腸内細菌叢と米ケフィランの有用性」と題して講演しました。
光岡氏は、当社が農林水産省の助成のもとで行なったこの製品の開発に終始技術指導にあたりましたが、日本人の主食である米を栄養源として、LK乳酸菌の単独培養に成功したことや、ケフィランを高濃度に含む米ケフィランの量産技術を世界に先駆けて確立したこともあって、説得力のある熱のこもった講演となりました。
米ケフィランの機能性については、すでに多くの作用が明らかになっていますが、さまざまなデータから、とくにメタボリックシンドロームへの働きが期待されています。
当社では、この新製品について、相談薬局ルートと医療機関ルートの2路線を設けて、それぞれの戦略を展開しています。

相談薬局ルート「ケフィーラ」 4500円 (1.5g×30袋)
医療機関ルート「LK500」   8500円 (1.5g×60袋)

■統合医療新着情報

【29】歯と全身の健康との関係

歯の病気といえば、まず虫歯を思い浮かべるかもしれませんが、成人が歯を失う原因としては歯周病が重要です。
歯の表面には細菌とその産生物の塊(「歯垢」)があり、食べもののカスや唾液などから栄養を吸収して生息しています。
歯みがきで取り除けていないと、歯と歯茎のすき間にどんどん溜まり、炎症が起きます(歯周病)。これを長い間繰り返していると、歯を支える組織が破壊され、歯の喪失につながるというわけです。
さらに厄介なのは、問題が口の中だけにとどまらないこと。
例えば、糖尿病の人は歯周病に罹りやすく、歯周病があることが糖尿病に悪影響を及ぼすという双方向の関連が指摘されています。
また、歯周病の人は心臓病に罹りやすいとされています。
6月に発表された米国の疫学データでは、40~75歳の男性およそ5万人を約18年間追跡すると、歯周病のある人では、がん(一部の皮膚がんを除く)の発生が1.14倍。
わずかではあるものの高くなっていました。
なぜ歯茎の病気が全身の病気と関係しているのでしょうか。
細菌が歯と歯茎のすき間から血管を通じて全身に移行することや、口の中の炎症に伴って発生した物質が全身的に悪さをすることなどが考えられます。歯を守ることは全身の健康につながるということです。

■編集後記
いよいよ梅雨明けの時期となりました。
梅雨の時期は雨が多く、非常に過ごしにくい時期であると言われています。
梅雨が明けると今度は気温が一気に上昇し、日射病や熱中症などの危険性が高くなります。
紫外線対策のみならず、暑さ対策にも万全を期してお体をくれぐれもご自愛ください。
水分(スポーツドリンクなど)をこまめに摂取する、直射日光に長時間当たらない、冷房のききすぎている環境に長時間いないなどが熱中症対策に挙げられます。
来月も引き続き国内外の展示会情報やコラムをお届けしてまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は8月8日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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