JAFRA(日本食品機能研究会)が健康フォーラム座談会を開催


大和薬品(株)がメンバーとなっているJAFRA(日本食品機能研究会)(二宮泰夫理事)では、7月21日(木)に、東京・紀尾井町「ザ・フォーラム」で健康フォーラム座談会を開催しました(大和薬品協賛)。

「健康長寿の秘訣〜腸内細菌と機能性食品」をテーマにした今回の座談会は、一般誌(医薬・健康担当記者)や専門誌に公開するかたちで行われ、30人近い出席者がありました。

座談会は、遠藤雄三先生(浜松医科大学第一病理・医学博士)の司会進行のもと、光岡知足先生(東京大学名誉教授)、池田義雄先生(日本生活習慣病予防協会理事長)、マンドゥ・ゴーナム先生(UCLA/Drew University 教授)の三氏が、それぞれ専門分野の意見を披露しました。

席上、食生活をめぐる最も重要な課題になっている食品の三次機能に関連したプロバイオティクスやプレバイオティクス、バイオジェニックスに触れた発言が相次ぎましたが、健康長寿にはまず生活習慣病予防が必要であり、そのためには 良好な腸内環境の維持と免疫力の強化、「禁煙、食生活、運動」が欠かせないということで意見が一致しました。

当日の出席者による発言のポイントは、以下の通りです。(順不同)
  • 腸内細菌は感染症や自己免疫疾患など疾病全体に関係している。(光岡先生

  • メタボリックシンドロームとがん患者の増加には共通点が多い。(池田先生

  • 大人のガンは生活習慣病の一つである。腸内細菌がどうからんでいるかを見極める必要がある。(池田先生

  • 生まれた時の腸内細菌がその人の将来を左右する。(光岡先生

  • 大人のガンと腸内細菌について言えば、ガン患者は免疫が落ちているので、体にいいものを食べる必要がある。(ゴーナム先生

  • 機能性食品については、米ぬかアラビノキシランはガン細胞のアポトーシスを促進させることが、研究でわかった。(ゴーナム先生

  • 腸内細菌の作用については、コレステロールを下げるだけでなく、花粉症の予防や子供のアトピー性皮膚炎にも及んでいる。(光岡先生

  • 最近の国際会議では、ガンや免疫、機能性食品についての発表が以前よりも多くなった。(ゴーナム先生

  • 生活習慣病は食べ物で予防できるが、最近は「摂りすぎ」(脂肪、動物性タンパク質)と「摂らなすぎ」(食物繊維)の両方が問題になっている。(池田先生

  • アメリカでは、ガンは伝染病ではないか、とさえ言われている。予防のために、食物繊維をどうやって摂るかが問題化している。(遠藤先生) 
健康づくりのためには、プロバイオティクス、プレバイオティクスで腸内細菌叢を良好に保ちながら機能性食品(バイオジェニックス)を利用することが有益であることは全員の一致した意見でしたが、「薬品と機能性食品を併用した場合にどうなるか」を研究するプロジェクトを発足させた(池田先生)、代表として「ファイバーアカデミア」を推進させることになった、など最新の積極的な活動内容も発表されました。

日本食品機能研究会では、今後もこの種の座談会や講演会、セミナーなどを適宜開催して、健康づくり、健康維持を啓蒙していきたい、としています。

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