「NKCP」が台湾で血液粘度低下剤として特許登録
当社では、すでに台湾政府に申請していた精製ナットウ菌培養物「NKCP」の特許につき、このたび正式に認可が下り登録されました。日本においても現在特許を申請中ですが、血液粘度低下剤としての今回の特許登録は、今年4月の韓国に次いで二番目となります。
「NKCP」については、納豆菌由来の生成物として、血栓溶解作用に加え、血液凝固能力遅延および血栓形成抑制作用などさまざまな作用が認められていますが、今回の血液粘度低下剤としての特許登録は、「NKCP」が新たな機能性製剤として認められたことになり、製品の確かさがさらに実証され、期待が膨らんだことになります。
1990年前後より、納豆由来の線溶活性物質であるナットウキナーゼはサブチリジンプロテアーゼであるとの報告がありましたが、「NKCP」の主要活性物質を分離精製し、各種機器分析で検討したところ、ナットウキナーゼとはアミノ酸配列の異なるバチロペプチダーゼFの断片であることが判明しています。
また、「NKCP」は、特定保健用食品の申請に要求される安全性試験が実施され、急性毒性試験・亜急性毒性試験・抗原性試験・変異原性試験・過剰摂取試験などすべての試験において安全性に問題ないことが確認されています。有効性についても従来のナットウキナーゼについて報告されてきた血栓に対する線溶活性化のみならず、血液凝固抑制作用と血液粘度低下作用が観察されています。
今回の血液粘度測定法については獨協医科大学法医学講座の一杉准教授らの方法により、採血直後の新鮮血液を振動式粘度計で測定、in vitro、ヒト臨床試験によりその作用を確認しています。
血栓症に詳しい一杉正仁准教授は、長く「NKCP」の研究に携わり、今回の特許申請にも関わっていますが、同氏はバチロペプチダーゼFの作用機序について、今後も臨床試験により新たな解明を進めたい、としています。
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