「ELISA法による納豆菌産生タンパク質バチロペプチダーゼFの測定」に関する論文を発表


当社は機能性食品素材「NKCP」に含まれるバチロペプチダーゼFを定量するために、酵素免疫測定法(ELISA法)を開発。その成果を、「健康・栄養食品研究vol.9, No.3/4, 2006」(財団法人日本健康・栄養食品協会発行)で発表しました。

今回の試験は、獨協医科大学との共同で、(財)日本食品分析センター等の研究機関の協力のもとで実施しました。

食品の機能性成分については、安全性や有用性を評価する上から、食品中の機能性成分を明確にすることが必要とされ、現在は定性分析だけでなく、定量分析も重要視されるようになってきました。

バチロペプチダーゼFは、納豆菌から産生されるセリンプロテアーゼの一種であり、いわゆるナットウキナーゼと呼ばれるサブチリジンとはアミノ酸配列が異なるもので、これまでの研究で、バチロペプチダーゼFを含む「NKCP」が@線溶作用だけではなく、A抗凝固作用、B血液粘度低下作用(トリプルファンクション)を有するなどの特徴があるため、両者を区別し、正確で簡単に測定する方法が求められていたものです。

現在、納豆菌培養物の定量法として汎用されている方法は、フィブリンを基質とし、プロテアーゼにより分解されたフィブリンを測定するものですが、フィブリンは多くのプロテアーゼにより分解されるため、納豆菌に由来しないプロテアーゼが混入した場合も納豆菌由来のプロテアーゼを識別することは不可能でした。

一方、当社が開発したELISA法では、バチロペプチダーゼFだけを定量することが可能であり、今回ELISA測定キットの定量性に関するバリデーション試験を財団法人日本食品分析センターと共同で実施した結果、本測定法により、特定の機能性成分であるバチロペプチダーゼFの定量法として使用可能であることが示唆されました。

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