日本食物繊維学会第11回学術集会で、「米ケフィラン」についてメタボリックシンドローム予防における有用性を発表


日本食物繊維学会第11回学術集会(主催:日本食物繊維学会)が、11月17日(金),18日(土)に関東学院大学で開催され、大和薬品(株)・加藤久宜研究開発部長は、「バイオブラン」「NKCP」に次ぐ3本目の柱となる乳酸菌米培地生成物「米ケフィラン」についての発表を行いました。

「米ケフィラン」は世界的に有名な長寿地域・コーカサス地方の伝統発酵乳ケフィア由来の乳酸菌を日本人の主食「米」の加水分解培地で単独培養させた乳酸菌生成物であり、従来のケフィアに比べ粘質性多糖「ケフィラン」を高含有することが特長です。粘質性多糖「ケフィラン」は水溶性食物繊維としても位置づけられ、その機能性が長年注目されてきました。

今回の大和薬品(株)の発表は、「粘質性多糖ケフィランの構造とその機能性」と題して東京大学名誉教授の光岡知足氏および大阪府立大学の北村進一教授等との共同研究による成果を発表したものです。

今回の発表では次の結果が見出され、ケフィランはメタボリックシンドロームの予防に有望な機能性食品素材であることが示唆されました。
  1. 自然発症糖尿病マウスKKAyにケフィラン100mg/kgおよび300mg/kgを30日間経口投与すると食後の血糖上昇が抑制された。
  2. 低繊維食を3週間与えて便秘を誘発させたSD系ラットにケフィランを100mg/kgおよび300mg/kgを14日間経口投与することにより、用量依存的な整腸作用が確認された。
  3. 高脂肪食で飼育した脳卒中易発症性自然発症高血圧ラット(SHRSP/Hos系にケフィランを30日投与し血清脂質を測定したところ、対照群に比べて総脂質、総コレステロール、トリグリセリドの低下が認められた。
「米ケフィラン」は7月から原料供給を開始し、すでに清涼飲料水やサプリメントなど新製品開発の引き合いが増加しています。

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