【 機能性成分について 】

米ケフィランの機能性成分の主役は粘質多糖ケフィランです。米ケフィラン培養物中には1リットル当り
約800mgのケフィランが含まれています。
ケフィア1リットル中のケフィラン含量は20mg程度ですから約
40倍の含有量です。窒素成分では、米に由来するアミノ酸関連物質としてガンマアミノ酪酸
(GABA)、米ペプチドと乳酸菌によって生成されるペプチドも存在しています。
また、米ケフィラン培
養物中の乳酸の多くは L(+)乳酸ですので、生体に有効に働きます。
【 作用機序について 】

米ケフィランは、水溶性の難消化性多糖で食物繊維の一種ですから、一般的な水溶性食物繊
維の機能を有しています。水溶性の食物繊維の作用として広く知られているものには、腸内環境
の改善、血中脂質の調節、血糖値の調節、血圧の上昇抑制があります。
米ケフィランおよびケフィア
のもつ機能の相当の部分が食物繊維の作用と重なっています。しかしながら、ケフィランの作用の
特徴は、一般的な水溶性食物繊維の作用発現量より低用量であることです。
これはケフィランの分
子構造に由来するものか、粘性の高さという物理的特性に由来するものか、現在のところ不明で
す。また、コレステロール吸収阻害作用については、一般的な食物繊維では見られないエステル
化防止作用も認められております。
共存するGABA や米ペプチドも、血圧や血糖値の調節に役立
っていると考えられます。腸内環境の改善については、ケフィランが直接便通の改善に働くと同時
にL.kefiranofaciensが一種の抗菌作用を有するペプチドを産生していることも考えられ、菌叢が
コントロールされている可能性が考えられます。