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夏を乗り切る美肌づくり

夏になると、夏バテや熱中症、全身がだるい…など、様々な健康トラブルが気になります。また、特に女性の方は、汗によるべたつき、エアコンによる乾燥、強い紫外線によるシミなど、肌のお悩みやトラブルも気になります。今回は、講演「真夏を元気にハツラツと乗り切る美肌薬膳」に基づいて夏に負けない健康づくりについてご紹介します。

真夏を乗り切る美肌薬膳

2019年6月14日に「アンチエイジングフェア2019 in横浜みなとみらい」において、薬膳料理研究家 赤堀真澄氏が、「梅雨~真夏を元気にハツラツと乗り切る美肌薬膳」と題して講演しました。赤堀氏は、シミは瘀血(血液がドロドロした状態)と、人それぞれの様々な要素によるものであり、根本の原因を見つける必要があると指摘します。肌のトラブルやシミは、以下の4タイプに分かれており、それぞれのおすすめの食材は以下の通りです。

  1.  肌のべたつき+シミ: 「水毒+瘀血」(余分な湿気が溜まっている状態)/湿気を排出し、血液をサラサラにする青梗菜、黒豆、さやいんげん
  2.  肌のかさつき+シミ: 「陰虚+瘀血」(潤いが不足している状態)/潤いを増やしつつ、血をサラサラにするアボカド、アーモンド・ナッツ類、桃
  3.  肌のできもの+シミ: 「熱+瘀血」(老廃物や毒素が多い状態)/余分な熱と老廃物を出しつつ、血をサラサラにする緑豆、ニガウリ、海藻類
  4.  肌のくすみ+シミ: 「血虚+瘀血」(血が足りない状態)/血を増やし、血をサラサラにする黒ゴマ、プルーン、小松菜

また、果物が美味しいこの季節ですが、果物は体を冷やす作用があるため、常温に戻してから食べると良いでしょう。身体を潤して血液をサラサラにするモモは、梅雨から夏にかけてのおすすめの果物です。また、冷たいものを飲みたくなりますが、冷たい飲料の飲みすぎは、体を冷やしてしまいます。その代わりに、キュウリ、西瓜、トマトなどを食べると身体を潤す働きがあり、かつ栄養補給もできるので良いでしょう。

自分の肌タイプを知り、それに適した食材を週に2~3回とることが望ましいと考えられます。また、不飽和脂肪酸を多く含むアーモンドは、美肌作りにおすすめの食材です。そのまま食べてもいいのですが、皮つきローストで食塩を含まないアーモンドをフードプロセッサーで攪拌し、お湯、めんつゆとはちみつなどを混ぜたアーモンドだれは、ゆで野菜や蒸し鶏、ゆで豚にもよく合う夏向きのレシピであると赤堀氏は紹介しています。