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バイオブラン、併用で新データ

「米ぬか」が健康や美容に良いことは昔からよく知られています。「米ぬか」は米の精製過程で取り除かれた表皮と胚芽の粉末で、米の栄養分の9割以上が含まれているといわれてます。今回は、「米ぬか」由来の機能性食品、バイオブラン(米ぬかアラビノキシラン)の機能性について最新研究を報告します。

米ぬか抽出の水溶性食物繊維にシイタケ菌の酵素を作用

「米ぬか」は、古くから日本人の食生活の中でさまざまに利用されてきました。
「米ぬか」には40種類以上の有効成分が含まれているといわれます。
特に、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル、食物繊維が豊富で、抗酸化作用によるアンチエイジングや美肌、また血行促進や代謝促進、冷え性改善などへの有用性が報告されています。

近年、米ぬか利用の研究が進むとともに、健康への有用性が認められ、米ぬか由来の機能性食品が登場しています。

大和薬品㈱のバイオブラン(米ぬかアラビノキシラン)は、米ぬかから抽出した水溶性食物繊維アラビノキシランに、シイタケ菌(DAIWA-A95菌)がもつ酵素を作用させた機能性食品です。現在、国内外49カ国で販売され、多くの人々に愛用されています。

バイオブランの摂取で、NK細胞、T細胞、B細胞、マクロファージが活性化し、免疫賦活、抗炎症、抗アレルギー、抗酸化などがもたらされることが明らかになっています。

バイオブラン、「食べる丸山ワクチン」ともいえる働き

バイオブランは、国内外の研究機関、研究者との連携により、10数年におよぶ基礎・臨床研究の成果、エビデンス(科学的根拠)が蓄積。加えて、日々新たな有用性が明らかになりつつあります。

2010年8月1日(日)、東京コンファレンスセンター・品川で、「バイオブラン研究会2010」が開催され、国内外の研究者、医師、薬剤師らがバイオブランの最新研究を報告しました。

この中で、浜松医科大学の遠藤雄三氏が、「丸山ワクチンの症例報告分析とバイオブラン」と題して最新の研究成果を発表しました。

「丸山ワクチン」はガンの特効薬といわれ、これまでに30万人を超えるガン患者に使用されています。遠藤氏によると、その有効成分はアラビノマンナン(=アラビノースとマンノース)であるといいます。

バイオブランのアラビノキシラン(=アラビノース、キシロース)も、アラビノマンナンと同じ糖鎖です。バイオブランは経口摂取による消化管からの吸収、丸山ワクチンは皮下注射による直接体内への投入ですが、どちらも人体における免疫賦活が証明されています。

バイオブランは、強い抗酸化作用や抗炎症作用でガンのイニシエーターやプロモーターを減弱、そうした生体防御作用は、「食べる丸山ワクチン」ともいえる働き、と遠藤氏はいいます。

バイオブラン、酵母やクルクミンとの併用で相乗効果

さらに、他の栄養成分と併用で、バイオブランの有効性がより増すことも明らかになりました。UCLA/Drew医科大学のマンドゥー・ゴーナム氏は、「バイオブランと酵母エキスとクルクミン~併用療法の相乗効果」と題して研究成果を報告しました。

ゴーナム氏は、長年バイオブランの基礎・臨床研究を行う中で、最近は、バイオブランと「酵母」との併用療法に着目しているといいます。

氏によると、ガン細胞に酵母を混ぜると、30分前後でガン細胞は酵母を積極的に食べ始め、その後、酵母を取り込んだガン細胞は死滅するといいます。

酵母によりガン細胞はアポトーシス(自滅)へと向かうわけですが、そうした酵母にバイオブランを加えると、ガン細胞はさらにハングリーな状態になり、アポトーシスが進むといいます。
酵母単体だと30分でガン細胞の23%が死滅しますが、バイオブランを加えると78%まで高まることが、動物実験で分かったといいます。

また、ウコンに含まれる成分(色素)であるクルクミンとの併用では、さらに相乗効果が発揮され、酵母+バイオブラン+クルクミンで、ガン細胞の90%以上が死滅することが明らかになったといいます。

会場の聴講者とのディスカッションでは、数多くの健康食品の中でも、バイオブランが特に優れている点を、ゴーナム氏がまとめました。

氏によると、他の製品は摂取し続けて1~2ヶ月すると耐性を示し、効果が薄れますが、バイオブランは5年間毎日摂取しても、NK細胞などの数値は高いままで継続されるか、上向きに推移していくといいます。

昔から、「米ぬか」は日本人の生活に欠かせないものでした。ぬか漬けや畑への有機肥料として、また石鹸や化粧水としても利用されてきた歴史があります。健康に美容に、私達は「米ぬか」の恩恵に浴してきました。私達の暮らしのベースに常に「米ぬか」があったといっても過言ではありません。

「米ぬか」由来の機能性食品、バイオブランは単体のみならず、他の素材との組み合わせでも画期的な効用を発揮することが明らかになっています。今後も多くの人々の健康管理に欠かせない機能性食品としての役割を果たしていくことが期待されます。

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