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ホリスティック医学とは

ホリスティック医学は、元来はあまりにも部分偏重、要素還元主義に陥ってしまった西洋医学に対する反省、批判から起こってきたものです。

これは、医療ではなく、あくまでも医学です。もともと1960年代にアメリカの西海岸でおこったといわれていますが、要するに人間まるごと診る医学のことで、人間まるごととは、人間を体、心、命(Body、Mind、Spirit)で考えることです。

この3つが一体となった人間まるごとをそっくりそのまま捉えていこうとするのがホリスティック医学です。がんのような病気を例えてみても、これは決して体だけの病気ではなくて、心や命にも深く関わり合いがある病気です。

ですから、体だけの医学である西洋医学だけでがんに対峙しようとすると、どうしても多少無理が生じてしまいます。ですから、なかなか治療成績があがらないわけです。

そういう面で、心や命にも注目するホリスティック医学はがんの治療に向いているといえます。ホリスティック医学はこれからの医学と言えます。

しかし、まだ人間まるごとそっくり捉える方法論がありませんので、まだわれわれは理想のホリスティック医学を手にしていませんが、いつか100年後か200年後かわかりませんが、ホリスティック医学の時代が来ると思っています。

人間まるごと捉えるわけですから、体に働きかける方法も当然ある役割を果たすわけで、西洋医学も同じ柱になるわけです。

プロフィール
帯津 良一(おびつ りょういち)氏

帯津三敬病院 名誉院長

帯津 良一(おびつ りょういち)

1936年埼玉県に生まれる。61年東京大学医学部卒業。東京大学病院第三外科、共立蒲原総合病院外科、都立駒込病院外科を経て82年帯津三敬病院を設立。院長。
ホリスティックなアプローチによるがん治療を実践。2000年、「楊名時太極拳21世紀養生塾」を設立し、塾頭に。2001年、帯津三敬病院名誉院長。現在、NPO法人日本ホリスティック医学協会会長、調和道協会会長、楊名時太極拳21世紀養生塾主宰、日本ホメオパシー医学会理事長などを兼務。

<主な著書等> 『いのちの場と医療』(春秋社)、『気と呼吸法』(春秋社)、『気功的人間になりませんか』(風雲舎)、『がんになったとき真っ先に読む本』(草思社)、『身近な人がガンになったとき何をなすべきか』(講談社)、『ガンを治す大辞典』(二見書房)他多数。

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