Vol.198–2020年2月号

Vol.198–2020年2月号

今月のトピックス

■ワールドヘルスレポート
緑茶をよく飲む人は長生きできる?
日本人に馴染みが深く、健康にも良いと言われる緑茶。今回は、緑茶の健康効果について、中国と日本から最新の研究をご紹介します。

■健康豆知識 健康の温故知新
121) 学んで対策万全に!花粉症・鼻アレルギー
近年、花粉症にかかる人が増えてきています。花粉症について学んで、これから到来する花粉症シーズンに備えてみませんか?今回は、2020年2月4日(火)に実施された都民アレルギー講座「学んで対策万全に!花粉症・鼻アレルギー」に基づいてお話します。

食と健康の歳時記

立春

節分の翌日に迎える立春は、冬から春に移る時期。厳しい寒さも立春まで。少しずつ日が伸びて寒さが和らぎはじめ、梅の花が香ります。この季節を象徴する鶯は、「春告鳥」とも呼ばれ、春の兆しを告げます。今回は、この季節の日本料理に欠かせない三つ葉についてご紹介します。三つ葉はセリ科の
多年草で、日本では江戸時代から野菜として栽培されるようになりました。三つ葉は香りを楽しむのが主で大量には食べませんが、さわやかな香り成分には胃もたれを解消して食欲を増進し、神経の興奮を静める作用があるとされます。昔から、子供の夜泣きに三つ葉のしぼり汁を飲ませる民間療法があると言われますが、イライラするときや寝付けない時にもお勧めです。持ち味であるシャキシャキした食感を楽しむためには、生のままでサラダにしたり、おひたしやあえ物がおすすめです。桜エビとかき揚げにしても、彩の鮮やかな春らしい一品になるでしょう。

春のはじまりとは言え、この時期はまだ寒い日も多く、冬の影響が残ります。フェイシャルマッサージをして目の周りの筋肉をリラックスさせたり、耳の周りや首、脇や足の付け根をこすったりもんだりして、リンパの流れをスムーズにすると、気分もリラックスします。春は物事の始まりの季節、心身ともにリラックスして新鮮な気持ちで新しいことに挑戦してみましょう。

次回の「e-健康かわら版」は3月19日頃配信予定です。

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