vol.145 2015年9月号

vol.145 2015年9月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
◎Vitafoods Asiaに出展
大和薬品株式会社は2015年9月2日~3日の日程で、 “Vitafoods Asia”(香港)に出展しました。

■糖質制限食のすすめ(最終回)
12)糖質制限のための食事
銀座東京クリニック 福田一典先生
糖質制限食を実践するためには、基本を知って自分で調理方法を工夫することが大切になります。最終回となる今回は、そのためのコツをご説明します。

■ワールドヘルスレポート
セリアック病増加でグルテンフリー市場が拡大
アメリカではセリアック病患者の増加によって、グルテンフリー食品の売り上げが増加しています。また、セリアック病ではなくて、健康食品として食生活に取り入れる消費者も増えています。グルテンフリー食品の最新状況を報告します。

■健康豆知識 健康の温故知新
68)高齢化で増加が懸念、前立腺がん
超高齢化社会の到来で、高齢者のがん罹患が危ぶまれていますが、なかでも懸念されているのが前立腺がんです。今回はこの前立腺がんについて解説します。

■気になるからだ
第66回 「地域包括ケアシステム」
高齢化社会に向けて、「地域包括ケアシステム」の構築が課題となっています。近年新聞等で話題になっている「地域包括ケアシステム」についてお話しします。

大和薬品最新情報

■Vitafoods Asiaに出展
大和薬品株式会社は2015年9月2日~3日の日程で、 “Vitafoods Asia”(香港)に出展しました。“Vitafoods Asia”はアジア地域を対象とした栄養補助食品や機能性食品の展示会で、Asia World- Expo Hong Kong(香港)で開催され、今年は約180社が出展しました。

大和薬品は、バイオブラン、NKCP、米ケフィランのオリジナル素材を中心にご紹介し、香港のみでなく、インドネシア、マレーシア、インド、フィリピン、フランスなどから参加した多くの方々にブースにお立ち寄りいただきました。素材について様々なお問合せをいただき、特に米ケフィランは、来場者の興味を集めました。

大和薬品は、海外での市場開拓に向けてさらなる展開を目指します。

■気になるからだ 「地域包括ケアシステム」とは?

人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、これから約30年にわたって上昇し続けるとされています。2012年に約462万人と推定される(厚生労働省研究班)認知症患者も、今後増加が見込まれています。
そうした中で「将来、介護が必要な状態になっても、住み慣れた自宅で過ごしたい」と考える人は多いのではないでしょうか。近ごろ新聞などで目にする「地域包括ケアシステム」は、そのような要望に対応するために導入されようとしているものです。
医療、介護、予防、そして自治会やNPOといった生活支援が相互に連携し、継ぎ目なく高齢者の支援に取り組む計画です。医療においては、大きな病院だけではなくリハビリ病院やかかりつけ医が連携して、介護においては、施設や訪問看護、通所介護などを含めた適時適切な場面でケアを提供するのです。
ただ、都心と郊外、あるいは地方都市と山間部などでは、高齢者の割合や受け入れ施設の整備などの環境が異なります。地域によっては、要介護状態の人の過ごす場所が不足する懸念があります。
そこで、市町村や都道府県が主体となって地域の特性に応じてシステムを構築することになりました。すでに東京都世田谷区や千葉県柏市、三重県四日市市などでモデル事業が行われていますが、団塊の世代が75歳以上となる2025年までを目安に各地で構築する計画です。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は10月15日頃配信予定です。

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