vol.140 2015年4月号

vol.140 2015年4月号

今月のトピックス

■大和薬品最新情報
展示会:ONCO 2015(プラハ)に出展しました
ONCO2015(チェコ)に出展しました。

婦人科腫瘍学会(ルクセンブルグ)を開催しました
ルクセンブルグにて、同国の婦人科腫瘍学会と共同で学会を開催しました。

腫瘍学シンポジウム(ハンガリー)に参加しました
ハンガリーにて、腫瘍学シンポジウムに参加しました。

■糖質制限食のすすめ
8)糖質と甘味は中毒になる
銀座東京クリニック 福田一典 先生
砂糖の多い食品や飲料の過剰摂取は、中毒や依存症との共通性が指摘されており、肥満や糖尿病が急激に増えている原因にもなっています。

■ワールドヘルスレポート
米国成人の半分が慢性疾患、望まれる食事改善
アメリカの栄養ガイドライン諮問委員会が発表した「2015年版アメリカ人のための栄養ガイドライン」の要点を中心に、アメリカ国民の食事内容の現状を報告します。

■健康豆知識 健康の温故知新
63)歩行速度と長寿の関係
加齢とともに筋肉が退化して様々な障害が生じますが、加齢だけではなく「筋肉を使わない」ことに問題があるようです。筋肉を鍛え続ける大切さについてご紹介します。

■気になるからだ
第61回 皮膚の病気、疥癬(かいせん)と乾癬(かんせん)
今回と次回の2回にわたり、疥癬(かいせん)と乾癬(かんせん)を紹介します。今回は、疥癬についてお話します。

大和薬品最新情報

■ 展示会:ONCO 2015(チェコ)に出展しました

ONCO2015は、プラハ(チェコ)のクラリオン・コングレス・ホテル・プラハで2015年1月21日~23日の日程で実施された展示会で、およそ150名の腫瘍学の専門家・医師が参加しました。

■ 婦人科腫瘍学会(ルクセンブルグ)を開催しました

ルクセンブルグにおいて、同国の婦人科腫瘍学会と共同で学会を開催しました。同会はルクセンブルグで2015年1月27日~29日の日程で開催され、Hajto教授がメインスピーカーとして講演して腫瘍患者の寛解について最新の症例を報告しました。

■ 腫瘍学シンポジウム(ハンガリー)に参加しました

ハンガリーにて、腫瘍学シンポジウムに参加しました。同シンポジウムは、ブタペスト(ハンガリー)で2015年2月4日に開催され、Hajto教授が講演されました。

気になるからだ 皮膚の病気、疥癬(かいせん)と乾癬(かんせん)

今回と次回の2回にわたり、語感は似ていても異なる皮膚疾患、疥癬(かいせん)と乾癬(かんせん)を紹介します。疥癬はヒゼンダニという体長約0.4㎜の虫が皮膚に寄生する病気です。寄生した虫は長さ数㎜にわたる「トンネル」を掘り、皮膚が線状に盛り上がります。
この病気は、主に皮膚と皮膚が接触することで感染します。1~数カ月の潜伏期間の後に、全身(顔と頭を除く)に激しいかゆみを伴う赤いブツブツが現れます。これは虫やその排泄物などにヒトの体が反応して生じるものです。子どもから高齢者までどの年代にも発症し、乳幼児施設や高齢者施設あるいは病院で集団発生することもあります。感染後に無症状の場合(潜伏期間中)でも、ヒゼンダニを駆除しない限りは感染源となります。
治療は塗り薬や飲み薬を使って皮膚の虫を殺します。いずれも決められた使い方をきちんと守ります。例えばある塗り薬は、ローションを首から足の底まで、発疹がないところも含めて塗布し、それから12時間以上経過した後に入浴、シャワーなどで洗い流します。1週間おいてこれをもう1回行います。
もしも疥癬を発症した時は、自らが感染源とならないように、早めにかつ確実に治療しましょう。家族など、患者に直接接触した人は、虫を運んでしまわないように手洗いを励行します。

今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は5月15日頃配信予定です。

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