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健康かわら版

Vol.22 2005年6月号

ごあいさつ

こんにちは。大和薬品E-メールマガジン担当の本間です。
次第に雨天が増えてまいりましたが、いかがおすごしでしょうか。
植物の成長にはとても大切な時期です。園芸には「園芸療法」という分野もあり、心身に良いはたらきがあるそうです。
ペパーミントなどハーブ類は料理にも使えるので一石二鳥ですね。

ホームページもぜひご覧ください。
■ドクターからの健康アドバイス
◎高血圧のコントロールは自己測定から
(日本生活習慣病予防協会 池田義雄先生)

◎乳がんに対する戦略
(浜松医科大学 遠藤雄三先生)

■統合医療・ヘルシーインタビュー
◎良い腸相が、若さと長寿をもたらす
(アルバート・アインシュタイン医科大学外科 新谷 弘実 先生)

■スタッフボイス・・・つくば工場から現場の声をお届けします。
生産部開発課 福田崇雄「確かな商品を継続してつくる」

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎バイオブランの糖尿病ラットに対する有用性を発表(第59回日本栄養・食糧学会)
◎台湾の代理店がつくば工場を訪問
◎バイオブランの機能性と最新情報について発表(ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ジャパン2005)
■健康お役立ち情報
【1】箱庭療法について
【2】がん対策――世界と日本の動き
■連載シリーズ…….第4回 気づいてますか?骨のSOS (全5回)
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎バイオブランの糖尿病ラットに対する有用性を発表

第59回日本栄養・食糧学会が、2005年5月12~15日に東京農業大学で開催され、当社は、「バイオブラン」について新しい発表を行いました。日本栄養・食糧学会は、栄養学ならびに食糧科学の進歩をはかり、国民の栄養の向上に寄与することを目的にして1947年に設立された学会で、会員数は現在では医師を中心に5000人を超えています。
最近は、メンバーに臨床医の参加も増え、栄養学について基礎と臨床から活発に討議する学会となり、各方面から注目されています。
今回の発表は、「高糖質食で飼育した糖尿病ラットに対する米糠加水分解物の改善効果」と題したもので、中心になって研究を進めた愛知学泉大学教授の小原郁夫氏および助手の喜多村尚氏(家政学部基礎栄養学)が発表に当たりました。

 

◎台湾の代理店がつくば工場を訪問

先月4月19日に当社の台湾代理店他38名が、当社つくば工場を訪問されました。
この代理店は台湾の健康食品店、薬局等に当社製品を納めており、昨年1年間で優秀な営業成績を収めた取引先小売店を「日本健康訪問の旅」と題したVIPツアーにご招待、大阪、箱根を回り最終日、当社つくば工場で工場見学されました。
当日は冒頭二宮社長より会社説明を行い、その後2班に分かれて工場見学されました。
参加者は説明を熱心に聞かれ、先進的かつ安全性に細心の注意が払われている設備及び製造過程を実際の目で見られて、当社製品に対する信頼を更に高められた様子でした。

 

◎バイオブランの機能性と最新情報について発表
(ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ジャパン2005)

5月17~19日に東京流通センターで開催された上記展示会に、当社はバイオブラン、NKCP、米ケフィランを出展、17日には当社前田浩明研究開発部長(農学博士)が「免疫強化食品バイオブランの機能性と最新情報(臨床データを中心に)」について発表、会場は満席となりました。
発表は最初に米ぬかの水溶性食物繊維をシイタケ菌の酵素で修飾することで生体防御機能を高めた「バイオブラン」の化学療法・放射線療法における副作用軽減作用について蓄積された動物実験データを紹介、さらに客観的な臨床データとして国内外のクリニックや研究機関で実施された標準治療終了後の癌患者あるいは進行癌患者に対するバイオブランの延命効果・QOL改善について解説を行いました。

 

■健康お役立ち情報

【1】箱庭療法について
古くから伝わる心理療法の一つに、箱庭療法(Sandplay Therapy)があります。
自然治癒力を高めるための方法として実績のあるものですが、この療法の起源は、1920年代の終わり頃にロンドンの小児科医であったM.ローエンフェルトが子供の心理治療のために始めた、砂箱とミニチュアの玩具を使ってイメージを表現させる世界療法(The World Technique)に遡ります。この療法にユングの分析心理学を加えて箱庭療法を確立したのが、ユングの影響を受けて児童心理療法家になったスイスのセラピスト、カルフです。
箱庭療法とは、木箱に入れられた砂の上に、人間や動物、植物、乗り物、建物などのミニチュア玩具の中から自分の気に入ったものを自由に置いて作品(箱庭作品)を作り、それによって心の世界を表現するもので、表現療法ともいわれています。制作に要する時間は、せいぜい15分から30分程度、長くても1時間足らずで、表現していくうちに無意識の世界が表現されるといいます。
もちろん、これは学術的な心理療法ですので、箱庭制作そのものが目的ではありませんし、専門のセラピストが必要であることはいうまでもありません。
箱庭療法を日本に初めて導入したのは、現文化庁長官・河合隼雄氏で、氏はスイスのユング研究所に留学していたときにカルフ女史から紹介されたこの療法を日本人に適していると考え、帰国して1965年に「箱庭療法」としてスタートさせました。その後、この療法は日本で急速に発展し、現在では世界で最も普及している国であるとさえいわれています。子供に対する心理療法としては、箱庭療法とは近い関係にある遊戯療法というのがあります。
箱庭療法については、国内でもたくさんの研究会や専門家がそれぞれ活躍していますが、なかでも日本箱庭療法学会(事務局:京都大学教養学部臨床心理学教室内)などは、積極的な活動をしています。

【2】・・・海外統合医療ニュース

第16回 がん対策――世界と日本の動き

高齢化で今後も増加が見込まれる病気、がん。世界規模では、がんと共生している人は2000万人以上といわれるほどです。
そして、WHO(世界保健機関)のレポートによれば、がんの約43%は喫煙、不健康な食生活、飲酒、活動的でない生活習慣、感染が原因と見られています。
そうした中、さる5月に開かれた第58回世界保健総会(スイス・ジュネーブ)で、がんの予防と管理に関する討議がもたれ、「予防できるがん(肺がん,大腸がんなど)に対しては、喫煙や不健康な食生活などの危険因子を避けるあるいは減らす」ことが決議されました。
一部のがんは生活習慣病であることが明確に打ち出されたことになります。
同じく5月、日本では、尾辻厚生労働大臣を本部長とする「がん対策推進本部」が設置されました。発症予防、検診、治療、緩和ケアなどのがんの病態(ステージ)に応じ、総合的に対策を推進するためです。
5月13日に行われた第1回会合では、患者の視点として「自分の受けている治療は最善・最適か」「代替医療の効果はどうなのか」「海外に良い薬があれば積極的に使ってほしい」といった例が示されました。
これらを踏まえ「情報分析・評価と国民・患者にわかりやすい形での整理」「がん専門医の養成・確保」などの課題について、夏頃までに検討結果をまとめるそうです。

■連載シリーズ・・・第4回(全5回) 気づいてますか?骨のSOS
~骨粗鬆症の予防は寝たきりゼロへの第一歩~

【もくじ】
【1】 日本人の寝たきりの二大疾患は「脳卒中」・「骨折」
【2】 骨折を招く「骨粗鬆症」は自覚症状がないまま進行
【3】 骨粗鬆症予防のための栄養補給
【4】 カルシウムの吸収を助ける脂肪酸~γ-リノレン酸、EPAの組み合わせ
【5】 もっと詳しく・・・ガンマーリノレン酸とEPA

今回は【4】をお届けします。
【4】 カルシウムの吸収を助ける脂肪酸~γ-リノレン酸、EPAの組み合わせ

カルシウムの吸収を促進する栄養素としてはビタミンDや乳糖、アミノ酸などがありますが、近年、ある種の脂肪酸がカルシウムの吸収、骨の形成・溶脱に関係していることが明らかになってきました。
脂肪酸は食品中の油分に含まれる主成分で、私たちの体の細胞膜やホルモンをつくるうえで重要な役割を果たします。
その中でも植物系のガンマーリノレン酸(GLA)と魚油に代表されるエイコサペンタエン酸(EPA)をバランスよく組み合わせ、カルシウムとともに摂取すると骨中のカルシウムの蓄積や排泄抑制に効果的であることが研究により証明されています。これらの脂肪酸は体内でプロスタグランジン(PG)という一種のホルモン的な成分に変換されますが、PGが不足すると骨粗鬆症発症の一因となることをはじめ、皮膚障害、変形関節炎や炎症、心臓循環器障害、精神障害、月経前症候群など広範囲な疾患に影響を及ぼすことがこれまでに明らかにされています。
健康な体を維持するためには質のよい油分(良質な脂肪酸)の摂取は欠かせません。

(来月は【5】(最終回)をお届けします。)

■編集後記
31日繰り返しの日めくりカレンダーを眺めていたら「古いものを出さなければ新しいものは入らない」のメッセージが頭に残り、衣替えも兼ねて部屋を大掃除しました。だいぶ不要な雑誌・衣類が見つかり、処分したところスッキリとしてきました。
会社の机まわり、そして自分自身の気持ちも整理して新しいものを取り込んでいきたいと思いました。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は7月8日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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